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巨人の地上絵、周囲はなぜか子だくさん

By ono   2010年7月28日


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■どうしてもあそこに目がいく
 えー、タイトルですが、正しくは「チ◯コの大きい巨人の地上絵、周囲は〜」ですね。なんだかありがたい感じのするニュースがイギリスから。今回発表された報告によりますと、ドーセットにある地上絵、通称「サーン・アバスの巨人」の周囲は国内でも一番子どもが多く生まれる地域でなんだそうです。
 今回話題となった地上絵、サーン・アバスの巨人(写真)はドーセット北部に描かれており、身長は180フィート(約55メートル)、数千年前に地面を掘って作成されたとされています。この地上絵の周囲に暮らしている女性達は、生涯で平均3人の子どもを産んでおり、これは国内でも最も高い数字なんだとか。しかも、この地域の女性は40年以上も女性の子どもを産む割合がトップなんです。

■地上絵が与えるインスピレーションを
 この原因について、地域の住民は「巨人の地上絵がカップルにインスピレーションを与えている」と考えています。子どもが増えているというピンパーンのアーチウェイ保育園のマネージャ、ケイティ・レインさんはこうコメントしています。
 「私たちは1日に73人の子どもを預かることができるんです。でも今はぎっしりですね。子どもの予約は来年まで埋まっています。確かにベビーブームは今も進行中ですね。」
 調査では15歳から44歳における女性の子どもの数が対象となっており、地上絵のあるドーセット北部の女性が前述の通り最高の3人、最も低いのがロンドン・ウエストミンスターの1.16人でした。

■実は回復中のイギリス
 さて、ドーセット北部の女性1人あたり3人という数字は、1964年のベビーブームの国内平均2.93人をも上回っています。イギリスでも他の先進国同様に少子化が近年進んでいて、2000年では女性1人あたり1.65人。ただし、ブレア首相の元で少子化対策が成功し、2008年には1.97人まで急激に回復しているそうです。
 豊穣のシンボルとして描かれている巨人の地上絵、下世話な言い方ですが、大きなチ◯コっていうのも結構大事な要素かな、と思ったりするのね。日頃から目にして意識することが影響を与えるんじゃないのかと。彼らも言ってますがインスピレーションですよね。しかも絵全体のラインがゆるくて緊張感がなく、やらしさを全然感じさせないのがすごいです。古代人のセンスって素晴らしいね!


One Response so far

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