「墓石にQRコード」が大人気、米

By ono 　　2010年8月9日

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■墓石にもITの波がきてます
　これからはお墓に向かって携帯を向ける人が増えるんでしょうか。アメリカはペンシルバニア州からのニュース。故人の経歴や写真にアクセスできるQRコードを墓石に埋め込むサービスがただいま人気急上昇とのことです。
　上の写真が実際の墓石なのですが、丸い金属のメダルのようなものが見えるでしょうか。このメダルのふたを開けるとQRコードが現れるという作りになっています。商品名は「メモリー・メダリオン」。手がけているのは商品と同じ名前のメモリー・メダリオン社。ウェインズバーグのグレン・トゥースマン氏が立ち上げました。

■近年売上急増中
　スタンダードパッケージは225ドル（約1万9千円）、QRコードを読み取ってアクセス出来るサイトで8枚までの写真と1千字までの経歴やストーリーを表示させることができます。また、対応している携帯では故人の在りし日の映像も観ることができるそうです。
　同社では昨年中に5000セットを売ったといい、たった50個しか売れなかったという2001年の立ち上げの頃に比べて大幅な売れ行き増だとのことです。1セット1万9千円で5000セットということは…9500万円！なかなかの売上ですね！誰か日本でもやってみたらいいんじゃない？

　…と思ったらもう日本でもやってました。　位牌にQRコードを印刷したり、お墓の中にデザインQRを設置したりということを石の声株式会社さんがやってらっしゃいます。さすが日本。ちなみに葬祭企業ニチリョクでは堂内陵墓というシステムを導入していて、参拝者が来るとATMのようなところに厨子を自動で運んできてくれるのです。ハイテクで省スペースですね。他には墓石に液晶ディスプレイを搭載し、参拝者が故人の写真やメッセージを観ることができる製品というのが今までにも海外で開発されてますが、まだ実用化には至ってないようです。まあ屋外ですから、メンテナンスがハンパなく面倒でしょうしね。壊れて映らなくなったら縁起悪いし…

アイデアとしては良いと思うんだよね。
でもさ、サーバの管理を永久に保証しなくちゃなんだぜ？
そういう意味では実際にお墓を持つお寺が運営するのが一番いいんだろうけどね。

参考：memorymedallion.com

＜ネタ元：UPI.com＞