スウェーデンのオーガズム協会、認められず

By ono 　　2010年8月28日

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■オーガズム、それは神
　えー、オーガズムとは性的興奮の…え、説明はいいですか？さて、そんなオーガズムを「神」と崇めるちょっと変わった教会が発足しているのですが、この程正式な宗教団体としての認定を拒否されたそうです。スウェーデンからのニュース。
　スウェーデンの最高行政裁判所では、先日このオーガズム教会の申請を取り下げました。レーフェシュタッドにある教会のマドンナによる主張は聞かない、と退け、他の一般的な法的に認められた宗教になることはできませんでした。

■それは快感だけではありません
　上訴裁判所では、この教会のオーガズムと言う名前が多くのスウェーデン人にとって不快である、と判断されています。オーガズム教会はもともとスペイン人のCarlos Bebeacuaが創設者で、彼曰く「オーガズムはより高い象徴としての神であり、信仰されなければならない」という主張に基づいています。
　「オーガズムは欲望の最終的な感覚です。それは、射精のような性的快感だけには留まりません。芸術に触れたり、素晴らしい風景を見て”ワオ！”と思う感覚にも当てはまります。」
　どうも、行政側からは前述の主張をした人の「マドンナ」という名称（肩書き？）も懸念しており、教会側ではこの「マドンナ」は別にキリスト教における聖母マリアを指している訳ではないというのですが、「キリスト教を信仰する人々だけでなく、他の一般的スウェーデン人も怒らせてしまった」というのが問題になっているようです。

　そんなわけでオーガズム教会は法的に認められませんでした。残念。しかしオーガズムを信仰って、ずいぶんと抽象的ですね。教会の祭壇にはなにが掲げられるのかが非常に気になります。あ、そういや日本にもセックス教団ザインなんてのが昔ありましたな。今どうしてるんだ？小島ロカンさんだっけか？

＜ネタ元：UPI.com＞