英国のスパイは精液をインクに使用していた?
■100年前の画期的な発明
実用化まではいかなかったみたいなんですけどね。イギリスからのニュースです。英国の諜報機関MI6が、過去に精液を使って機密文書を書く実験をしていたことが明らかになりました。
これは、このほど発刊した書籍「MI6:諜報局の歴史、1909-1949」の中で書かれています。これによりますと、彼らが第1次世界大戦の間に精液を他人の目に触れない透明のインクとして使えることを発見しました。紫外線の元では光って見え、化学薬品などにも反応しないため、非常に有益であったようです。実際にMI6のメンバーが日記を書き、実験していたとか。
■大きな問題を解決した?
書籍中には、ウォルター・カーク氏が1915年の6月に、SISの初代チーフ、マンスフィールド・カミングが透明なインクについてロンドン大学に問い合わせをしていると記述しており、10月には「精液が透明インクとしてはベストであるとCから聞いている」とも書かれています。簡単に利用できるということと、化学反応しないので発見されづらいという利点があったようです。当時の一般的な透明インクがヨウ素蒸気で見えるようになったのに対し、このインクはまったく反応しなかったらしいです。この件に関して「我々は大きな問題を解決できたと思う」と書かれていました。
■意外なところに落とし穴
しかし、この精液を使った画期的なインクにはその後問題も見つかりました。
…臭ったのです(笑)研究員が変な臭いに気がつき、結局採集してすぐの新鮮なものを使用しなければならなかったということです。これではちょっと使用方法が限られてしまいそうですね。どうやって採集するのかも気になりますし。まさか自分の…じゃないよね?ね?
<ネタ元:TheSun>
One Response so far
9月 23rd, 2010
21:54
[…] http://garakuta.oops.jp/wordpress/?p=2247 […]
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