ベーコンで作ったケビン・ベーコンの像
■なんていうかダジャレです
誰もが一度は考えたことあるんじゃないでしょうか。カリカリのベーコンで俳優のケビン・ベーコンの像を作ってしまった人がいるようです。
写真の作品はベーコン風味のマヨネーズ、「Baconnaise(ベーコネーズ?)」などのベーコン製品を製造しているJ&Dフーズが制作しました。ジャスティンさんとデイブさんでJ&Dなんでしょうけど、この会社は「ベーコンがあれば何でも素晴らしくなる」をモットーにベーコンソルト、ベーコンポップ(ポップコーン)、挙句の果てにはなめるとベーコンの味がするというMMMvelope(エムエムエンベロープ)なる封筒まで開発・販売している不思議なメーカーです。
■その後の活用は意外と真面目
そんな彼らが「ベーコン(の)・ケビン・ベーコン」をつくろうと思ったのはある意味自然な流れといえましょう。実際の制作はこれまたベーコン好きのウェブサイト「What Do Bacon Do?」と協力して行われました。完成した頭像は慈善事業のためにe-bayでオークションにかけられるそうです。
で、売上の利益は「チーム・アシュリー」へ届けられることになっています。この団体は昨年4歳で急性リンパ性白血病と診断され、病気と戦っているアシュリーちゃんを助けてあげようと立ち上げられました。ベーコン・ケビン・ベーコンを買ってくれるということは彼らを助けることにもなるのだ、とJ&Dフーズでは力説しています。
同社のジャスティさんは作品についてこんなことを語ってくれました。
「作品はどこかアートギャラリーに置くべきものだと思います。けれども、コーヒーテーブルに普通に置いてあったって、素晴らしい見栄えですよ。”ベーコンがあれば何でも素晴らしくなる”、もちろん芸術だってね。」とのこと。
また、ベーコンは実際に食べられるのかとの質問に対しては、
「このベーコン・ケビン・ベーコンはラッカーをスプレーしてあるので、数世代は美味しそうなままですよ。ただし、彼自体は食べられません。」
■製作者「途中でベーコンが食べたくなった」
実際の制作を手掛けたのは「What Do Bacon Do?」のマイク・ラヒューさん。まずは発泡スチロールで顔の形を削り出してから、丁寧にベーコンの切れ端を貼っていったんだとか。かかった期間は3か月。
「ラッカーを5重に塗ったよ。全てを封じ込めることができた。」
作業中もベーコンのかけらはぽろぽろ落ちて来て、ベーコンを食べたいという欲望を抑えるのが大変だったそうなのですが、結局途中からは像に貼付けるベーコンを少し残しておいて、ちょこちょこ食べながら作業していたそうです。完成して作品が手元を離れてしまった今は、こんな感想を話しています。
「もう冷蔵庫で彼に会えなくなるのかと思うと寂しいんだ(腐敗するので夜は冷蔵庫に保管していたそうです)。夜中に水を飲みに起きて来て、彼に会う。彼は僕に微笑んでくれた。僕も愛情があるからね、良い人の家にもらわれていくことを願ってるよ。」
というわけでちょっと文章が長くなってしまいましたが、一番気になるのはやっぱり「当のケビン・ベーコン氏の感想は?」でしょう。誰か取材してくれないかな!
あ、あとベーコン風味のマヨネーズ、ベーコネーゼにもちょっと興味が。油でギットギトのような気もするが…。
参考:
J&D Foods
What Do Bacon Do?
<ネタ元:aolnews.com>
One Response so far
10月 7th, 2010
16:31
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