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下水道を改造したミニホテル登場

By ono   2010年10月17日


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■こう見えてもホテルです
 オーストリア版のカプセルホテルは水道管ですね。というわけで、実際の下水道パイプを改造したミニホテルがお目見え、話題を呼んでおります。
 まあ、写真を見れば一目瞭然ですね。中には平らになるように床が設置してあって、ベッドがあるだけです。
 「唯一の欠点は、シャワーとトイレがないことでしょうか。それらは別なところにあるのでそこまでいかなければならないんです。」とは利用客のお話。
 これらの施設はパーク・ホテルという名前なのですが、運営者側ではこんな風にコメントしています。
 「人は何か新しいアイデアが好きだと思います。我々はできるだけこのホテルをプライベートにしているんです。例えば、利用客はオンラインで予約をすることができ、自分たちが予約した日だけ使えるナンバーでキーが開けられるようになっています。」

■値段は泊まってみてから?
 なるほど。さて、この水道管を利用したホテル、コンセプトそのものは新しいわけではありません。2004年にアンドレアス・ストラウスさんが発表したアイデアを元にしています。ちなみに彼はリンツで下水管のパイプを利用して部屋を作り上げました。
 パーク・ホテルでは特に暖房もないので、利用期間は5月から10月まで。もうすぐシーズン・オフになります。気になるお値段の方ですが、なんと「あなたの好きな額」。いくらでも良いというのです。半分は善意で運営しているということですね。
 いわゆるカプセルホテルとはひと味違う、小さな個室レンタルといいましょうか。何かの拍子にごろごろと転がっていってしまわないかちょっぴり心配ではありますが、一度は泊まってみたい土管ホテルですね。

<ネタ元:dailytelegraph.com


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