ハロウィンだから子どもの名を「BOO!」に

By ono 　　2010年11月1日

Tweet

■「ばあ！」で「BOO!」
　というわけで、アメリカはニューヨークからのニュース。ハロウィンにちなんで、娘の名前を「BOO!／ブー！」にした親がいるそうです。
　「BOO!」と言えば英語では「ワッ！」とか「ばあ！」のように人を驚かす時の言葉で、特にハロウィンの日などはよく聞かれるフレーズです。さて、この度父親のドルー・エリオットさんは、８歳になるという娘の名前を「BOO!」に改名してしまいました。彼女の誕生日がハロウィンと同じだったというのが理由の一つのようです。
　「僕たちは、あの子を前の名前の”ウテロ”で呼びたくなかったし、ハロウィンでもあったので、”ブー”と呼ぶことにしたんだ。」とドルーさん。
　新聞によると、最初は”ブー”だったのが、後からよりハロウィンっぽくしたくて”！”を名前の後ろに付け足したんだそうです。だから”ブー！”が正式な名前。アメリカは記号も登録できちゃうんですね…。
　「冗談が現実になったの。」とお母さんのエリカさん。「私は”！”が大好きよ。”ブー”にはあれがついていないとダメなんです。ハロウィンがよけい楽しくなったわ。」

■祖父母「そんなの許せない」
　そんなわけで正式な名前が「ブー！・エリオット」になってしまったブー！ちゃん。しかしおじいちゃんやおばあちゃんからすれば孫にへんてこな名前をつけて、と怒り心頭なのはごもっとも。エリカさんの母はその名前を「憎んでいる」とコメントしていますし、ドルーさんの父は「孫が学校でいじめられる原因をつくった」と彼のことを訴えているのです。
　そんな問題の多そうな”ブー！”ちゃんですが、彼らによれば良い点もあるのだとか。
　「誰もあの子の名前を忘れません。それに、彼女の同級生はみんな、感嘆符”！”が何であるかということを学びましたよ。」とドルーさん。
　ブー！ちゃんですが、学校に上がって２、３ヶ月の間は名前についた”！”は削除していたそうですが、現在は本来の名前に戻したんだとか。彼女はこう言っています。
　「自分でも最初は戸惑っていたので、”！”は取っていたんです。でも今では”！”が好きです。”！”がみんなの気を引くんです。」
　なんというか、本人としては納得されているようですので良いんじゃないかと思いますが。しかし”ブー！”ちゃんか…。まあ、ハワイアンで有名な高木さんもブーなわけですし、第三者があまり深く悩まなくても良いような気がしてきたんだブー。生きてく上で面倒だと感じたらまたその時に改名すれば良いんだブー

＜ネタ元：UPI.com＞