11月

17

刑務所で同じ映画を何度も観せられ「拷問だ!」

By ono   2010年11月17日


20101117.jpg
■何度も何度も何度も何度も
 何回も同じ映画を見せられる…ってのは辛いかもね。というわけでアメリカはフロリダ州からのニュース。刑務所に収容されている男性が、「同じ映画を繰り返し見せられて、こんなのは拷問だ!」と訴えているそうです。
 さてこの男性はジェームズ・ポーリン45歳。運転中の殺害容疑でフロリダのブルバード留置場に入って4年になるのですが、前述の訴えをフロリダ・トゥデイ紙に手紙で送ったことから話題になりました。彼はこう書いています。
 「「ブラックホーク・ダウン」、「パール・ハーバー」、「プライベート・ライアン」、「バトル・フロント」を1日に2,3回、もう何百回も観ましたよ。昔の中国の水責め拷問のようで、これらの映画は何度も何度も神経や精神を責めてくるんです。しかも逃げられない。」

■「別に強制ではないので」
 ただし、施設の管理者、スーザン・ジーター氏は「別に映画は強制しているわけではない」と反論。
 「収容所では、”自発的”なビデオプログラムによる教育機会が与えられています。このプログラムは娯楽室エリアで利用されており、本人が希望するなら部屋を出て他の場所で本を読むことだってできるんです。」
 ですって。ちなみに、上記の映画のストーリーなんですけど、

ブラックホーク・ダウン:ソマリアで起こった米軍の壮絶な市街戦をリアルに映像化。わずか1時間足らずで終了するはずの奇襲作戦は、想像を絶する窮地へ…
パール・ハーバー:ダニーとレイフの2人は大親友。そろってアメリカ陸軍航空隊に入隊し、レイフはイギリス空軍へ、他の二人はパール・ハーバーへと転属になった。だが1941年12月7日に悲劇は起きた....
プライベート・ライアン:1944年、アメリカ軍大尉に「行方不明のライアン2等兵を探し出せ」との緊急指令が下る。7人の精鋭は途中ドイツ軍の攻撃で死者が出るなどして任務への不満がくすぶり始める…

 「バトル・フロント」はよくわかりませんが、上の映画が「ビデオプログラムによる教育機会」っていうのもねえ…。突っ込みどころが多すぎです(笑)だいたいどれも10年くらい前の映画だし。ジェームズさんのためにも新しいDVD入れてあげて欲しいな。戦争ものじゃないやつね。

<ネタ元:floridatoday.com


4 Responses so far

だいたいアメリカものなんて
・勧善懲悪
・アメリカ万歳
・Walt Disney
くらいしかないわけで (<すっげぇ偏見だな, ぉぃ), この際アニメに走って Poke’mon とか Dragon Ball, あるいは Sailor moon なんてどうだろうか.

>taco様
ですよね。「同じ映画何回も見せやがって!」とか言ったら、
「他の映画もどうせこんな感じですよ?」とか言われたりして…(笑)

Spawn とか「鳥」とかを見せればよかったのかもね.

>taco様
むしろ「ショーシャンクの空に」とか…(笑)

Leave a comment


QLOOKアクセス解析