世界初、お腹の中から音楽放送

By ono 　　2010年11月28日

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■俺のお腹で音楽再生
　世界初、胃の中から音楽再生。そんなチャレンジャーが現れましたよ。スウェーデンからのニュースです。ミニミニオーディオシステムを飲み込み、胃の中から音楽を放送した男性がいたのですが、音質自体はあまり良くなかったそうです。
　写真の男性はFredrik Hjelmqvistさん45歳。フレドリックさんはストックホルムでオーディオ機器を扱うお店を経営しています。彼は３センチ×1.5センチの小さなカプセルの中に音楽再生機器（ちゃんとスピーカーもついています）を詰め込み、飲み込んだ状態で再生させてみました。普通の状態では聞こえなかったのですが、聴診器をアンプに繋いだ状態でお腹にあてると音楽が聞こえてきたそうです。そんなフレドリックさんのコメントがこちら。

■音質は良くないけどね
　「音は悪いよ。非常に悪いサウンドさ。だけどそんなのはたいした問題じゃないんだ。実際にできるかどうかを見せることが大事だったんでね。だからこれは成功だよ。これは世界初の試みなんだから。」
　そんなわけでフレドリックさんはこの発明を12,800ユーロ（約142万円）で発売することを希望しているんだとか。ちなみに胃の中ではグロリア・ゲイナーの「アイ・ウィル・サバイブ」とビレッジ・ピープルの「YMCA」の２曲が延々パワープレイされていましたが、電池切れで３時間後にはフェードアウト。聞こえなくなりました。最後に彼のコメント。
　「自然の摂理ってものがあるのでね、どんなに電池を積んでも今週末を越えて放送はできないんだ。」
　ああそうか。外に出てきちゃうもんね。

■活用方法は？
　１時間ぐらいしか持たなくてもいいから電池の出力を上げて音を大きくすれば、聴診器がなくてもお腹に耳を近づけるだけで聞こえるようにならないかな？そうしたらいろいろな芸ができそうな気がするわけですが（心臓の鼓動に混じって変な音が聞こえてくるみたいなネタとか、助けを求める声が聞こえてくるとか）、お値段が140万ってのがちょっとネック。１万円以下でできるなら欲しい人が結構いるんじゃ…いないか？

＜ネタ元：AFP＞