雪だるまが盗まれた！→警察に通報
■大事な雪だるまが行方不明
まあ、人によってはとっても大事なモノなんでしょうけれども。イギリスからのニュースです。タイトルの通りなのですが、自宅前に作った雪だるまが無くなったとして警察に通報した女性がいて話題になっています。
事件（？）が起きたのはイングランドのケント郡チャサム。先日ある女性から警察に999（日本でいう110ですね）に通報があり、内容は以下のようなものでした。
「私の家の外で盗難があったんです。5時間ほど目を離していたんですけど、用事を足しに外に出たら彼がいないんです。」
「誰がいなくなったんですか？」
「雪だるまです。外は寒かったし、誰もいなかったので大丈夫だと思ったの。」
「あー…、それは外に飾り付けている電飾のようなもののことですか？」
「違うわ、雪だるまよ。雪でできた。私が作ったの。」
「………」
■いいですか999っていうのはですね
結局、雪だるま、及び顔の部分などに使ったコイン、茶さじを被害届に出したいという女性に、オペレーターは”この回線は非常時用のものなので、そんな内容で電話してはいけないと伝えたそうです。警察ではこういったどうでもいい内容の999は非常に無責任である、として注意を呼びかけています。
ケント郡警察のサイモン・ブラック警部は、この件に関してこう発表しています。
「もしも本当に緊急の事態があって電話したときに（どうでも良い電話のせいで）通じなかったとしたら、誰かの人生が犠牲になる可能性があるんです。本当にそれは無責任なことだと思います。今回も我々はこの女性に対し、999がいかなるものかを説明しました。あなたの電話は明らかにそういう内容のものではありません、ともね。」
また、サイモン警部はこういったあまりに悪質な999の利用者に関しては起訴することも可能であると示唆しました。ただし、今回の女性に限っては本人が本当に窃盗だと思って連絡してきたこともあり、その限りではないと言っています。
ま、どの程度の緊急事態までなら110番・119番に電話していいのか、この辺の線引きも確かに難しいところかも知れませんなー…。忘年会などではしゃぐ機会の増える年末、おかしな理由で警察のお世話になったりしないよう気をつけようと管理人は誓っております。
＜ネタ元：metro.co.uk＞
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