酔っぱらいの乗っかった氷が切り離され、一人海を漂流するハメに
■お酒ゆえのイタズラがあだに
今週の酔っ払い事件簿。酔った勢いで岸の上に張っていた氷に乗ったら、あれよという間に沖へ流されてしまい、沿岸警備隊に救助されるという事件がありました。ポーランドからのニュース。
被害にあったのはMichal Kawolski(ミハウ・カウォルスキ?)さん23歳。彼は先日グタンスクで友人達とお酒を飲んでいたのでした。ウォッカを飲んでしこたま酔っ払っていた彼らは、近くの岸に張っている氷の厚さを試してみようぜと盛り上がり、ミハウさんはウォッカのビンを持ったまま氷の上へと乗ってみたのでした。
■最初は笑っていたのだけど…
ところが、彼の重みできしんだ氷の塊は岸から外れてしまい、そのままバルト海の沖へと流されていってしまったのです。一緒にいた友人達はこうコメント。
「僕達は彼にできるもんならやってみろって挑発したんです。2,3時間は飲んでいてもうそれがすごく良い事のように思えたんです。氷の割れる大きな音が聞こえて、ミハウは氷ごと漂っていってしまったんだ。最初はおかしくて笑っていたんだけど、あいつは助けてくれって悲鳴をあげ始めたんだ。」
慌てた友人達はすぐに沿岸警備隊に連絡。救助を要請しました。
「我々が彼を見つけたときは、すでに岸から1キロ近く離れていました。とりあえずは安全に確保できましたよ。彼は低体温症にかかっていたので、一晩病院で治療を受けました。」とは沿岸警備隊広報部のアダムさん。
問題のミハウさんはメディアの取材に答え、恥ずかしそうに
「ええ、もう二度とあんな事はしません」とコメントしたそうです。
無事に救助されてよかったですね。それにしても↑の写真、シュールを通り越して何だかアートのようです。海に浮かんだ氷の上、ひとり佇む酔っ払い…。なんかいいなーこれ。当の本人は生きた心地がしなかったろうけどね!
<ネタ元:WebOrange>
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