3月

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彼女が好きになった男性は幼い頃に生き別れた兄だった

By ono   2011年3月27日



■ネットが起こした運命のいたずら
 とでもいいましょうか。イギリスからのニュースです。タイトルの通りなのですが、ある女性がオンラインのデートサイトで出合った男性が、実は37年間も消息の分からなかった実の兄だった、という出来事があったそうですよ。
 お兄さんのジョージ・ベントリーさんはロンドン在住、妹のサラ・ケンプさんはスコットランドのエジンバラですから、ずいぶんと離れたところにいたようですね。サラさんはネット上でジョージさんと知り合いになりメールをやり取りしていたのですが、彼女はジョージさんのことがとても好きになり、やがては自分から食事に誘ったのだそうです。場所はロンドンのイーストハムにある「ホワイトホース」というパブ。
 「私たちはなぜか共通する部分が多かったんです。一緒にいる時間が本当に楽しくて。まるでお互いの人生を全部知ってるかのような気がしたんです。」とサラさん。

■初めて会った気がしない
 最初から何だか共通する部分が多いなあとは彼女も思っていたのですが、ジョージさんがケントでの自分の幼少期について話し始めたとき、サラさんは全てを理解したのです。
 「この人、私が幼い頃に生き別れになったお兄さんだ!」
 2人の両親が離婚したとき、サラさんは6歳、ジョージさんは11歳でした。お母さんはサラさんを連れてエジンバラへと引っ越してしまい、2人はそれっきり会うこともできないまま年月が過ぎていったのです。
 ジョージさんは長年、妹のサラさんを探していたことを告白しました。
 「彼女がどこにいるのかまったくわからなくて、見当もつきませんでした。結婚していることも分からなかったので、まだサラ・ケンプでいると思っていたんです。でもしばらくしてあきらめてしまいました。」
 ジョージさんはその後、2回ほどエジンバラのサラさんに会いに行っているそうです。

 メールのやり取りをしている時点でなんで気がつかなかったんだろうとも思いましたが、実名を出していなかったのかもしれませんし、サラやジョージなんていう名前の人はこれまでにもいっぱい出会ってきたろうから、あえて聞くこともしなくなっていたのかもしれませんね。
 恋した相手が実は生き別れのお兄ちゃんだった…!と考えるとすごくドラマチックというかマンガ的で萌えるシチュエーションではありますが、写真の通りお二人とももう若くはありませんし、やっと出会えた兄弟同士として素敵な時間を過ごしていってほしいなーと思います。こんな形で家族が増えるなんていいよね。

<ネタ元:dailyrecord.co.uk


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