9月

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34年間塗り続けたボールが巨大に成長、ギネス記録!

By ono   2011年9月26日



■気が付けば34年、野球ボールがすごいことに
 塗りも塗ったり。34年間で2万2千回!とても奇妙な大記録が誕生し、ギネスブックに登録されました。アメリカはインディアナ州からのニュースです。
 この男性はマイケル・カーマイケルさん64歳。今も毎日新しい塗料をボールに塗っています。彼は1977年1月のある日、「野球ボールにどんどんペンキを塗り重ねてみる」というプロジェクトを開始。34年間、休むことなくペンキを塗られたボールは写真のように巨大になりました。現在は直径57センチ、重さはなんと1500キロにもなっているそうです。自宅において置くにはあまりに重くなってしまったため、15年前からは特別にこのボール用の小屋を建てているんだとか。
そんなマイケルさんの自宅にはたくさんの人がペンキを塗りに訪れてきます。全ての来客を彼は記録しているそうです。
 「それは、比較的単純な計画とわずかな楽しみとで始めたんです。けれども、私は毎日ペイントを続けました。気が付けば、野球ボールは巨大になっていたんです。」

■写真で振り返るボールの軌跡
 全ての始まりはここからでした。1977年。

 最初の一塗り。はけを持っているのは息子のマイクジュニアさんです。ルールは一つだけ。”必ず、一つ前に塗ったのとは違う色のペンキを塗ること”。
 「それからはもう、止めたくはありませんでした。今ではペンキを塗るために世界中から人々がやってきます。乾燥した天気の日ならば1日に10回は塗れますね。最低でも1日に一回は塗るようにしています。」

 1500回目のペイント。かなり大きくなってきました。

 13,300回目のペイント。

 それにしても大変な量のペンキなのではないでしょうか?マイケルさん曰く、これまで野球ボールに塗り重ねて来たペンキは数千ドルは下らないだろうと見ています。きちんとは計算していないみたいですね。
 「本当にたくさんの面白い人達と出会うことができて、感謝しています。来てくれた方全員の写真を撮っているんです。」
 さてこの記録いつまで続けるのかと言いますと…
 「どうしようとかいう予定はなくて、止めるつもりはないんです。私の孫は興味をもってくれているので、家族の宝として続いて行くかも知れませんね。」

 ボールにただペンキを塗り重ねるだけ、というこのライフワークをたくさんの人が楽しんでいるのがいいな。思想だとか芸術性だとか宗教だとか、そんな深いことは一切無し。ただ単に「面白そうだからやってみた」ペイントに今は世界中から人々が参加しにやってくるという。なんとも素敵です。ある日ボールがぶちんと落ちて、インディジョーンズみたいなことにならないようお祈りしてます

<ネタ元:dailymail.co.uk


4 Responses so far

直径57センチってことはないでしょう?半径??

>匿名様
私もそれはちょっと変だなーと思ったのですが、元記事によると直径が22.57インチ、円周が70.58インチと書かれているんです。ひょっとしたら元記事の数字がおかしいのかしら?

ん, 言われてみると確かにおかしい.

直径 57 cm, 重さ 1500 kg だと密度はおよそ 15.5 g/cm^3. 水銀 (13.5 g/cm^3) とウラン (18.7 g/cm^3) の中間あたり… ってどんなペンキだ.

半径 57 cm なら密度 2 g/cm^3 弱. うん, ありえる.

taco>様
半径だとするとしっくりくるんですよね、確かに。
やっぱり元記事の間違いなのかなあ…?

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