10月

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いろんなものを食べちゃうペット達のヘンテコX線写真大賞、優勝は…?

By ono   2011年10月31日



■何でも口に入れちゃうアニマル達
 わあ、ナインボールだけにビリヤードの玉が9つ?というわけで、アメリカからのニュース。様々なものを食べたり飲み込んだりしちゃったペット達のX線写真から、いちばんすごいのを決めようゼというコンテストが行われたようです。
 今回の企画をしたのはVeterinary Practice News(獣医学臨床ニュース) という雑誌。優勝したのは↑の写真に映ったワンちゃん。ビリヤードの玉をワンセットそっくり飲み込んでしまったのです。足の様子がおかしい、とこのワンちゃんがオレゴン州のベイショア動物病院に連れてこられた際に映されたX線写真だそうです。よくこんだけ飲み込んだもんだ。
 それでは大賞からもれた他の子達の写真もご紹介していきましょうか。まずはこちら。


 口から何か糸のようなものが出ているのわかりますか?これ、ギターの弦です。お腹の方でたごまっているのが見えますね。引っ張れば出てくるのかも知れませんが、お腹を傷つけたら心配なので病院に運ばれたのでしょう。飼い主曰く、ギターで遊ぶのが大好きなネコだったそうです。
 お次はこちら。


 石ころと釘を飲み込んでしまったカモ。メリーランド州のフォールズ・ロード動物病院へ運ばれてきました。カモは2歳になるペネロペちゃん。お腹をいたそうにしているのを見た飼い主に連れてこられた際の写真です。石ころと釘はペネロペちゃんの砂嚢にとどまっていたとか。病院では医者により異物を無事除去することができたのですが、1ヶ月後、彼女はまた釘を食べてしまい病院へ連れてこられるはめに。医者も驚いたと言っています。懲りないなあ。
 次はこちら。何が写っているかわかりますか?


 はい、入れ歯ですね。写っているのはプリンス・エドワード君。9歳になるブルドッグです。どうやら飼い主がアイスクリームの中に落としてしまった入れ歯をアイスクリームごと食べてしまった様子。手術で摘出された後、入れ歯は無事飼い主の元に戻り、今もちゃんと使っているそうです。次は落とさないようにしないとね。
 最後はこちら。X線写真ではないのですが、犬のお腹から出てきた異物です。


 いったい何が起こったのかといいますと、あるワンちゃん(猟犬)が接着剤を一本全て飲み込んでしまい、胃の中で固まってしまいました。医者は困難な手術の末、どうにかこの接着剤の塊を除去することに成功したのです。接着剤はきれいに胃袋の形に固まっていました。
 雑誌の広報、エリサ・ジョーダン氏はこうコメントしています。
 「ここ2、3年このコンテストをしていますが、毎年こうしたペットのX線写真を見てみつかるものに私たちは驚かされます。中には本当におかしなものもあります。こうしたニュースの中の良い部分というのは、これらのペットが全てうまく処置されて元気になったということです。面白いから、という理由でこのコンペティションを行っていますが、ここには良い医療と熱心な医者がいる、という証拠でもあるんです。」

 飼っているワンコとかニャンコは油断するといろんなものを口に入れてしまいますものね。そういう意味では面白さと医療技術のアピールの他にも、「気を付けてよね!」という飼い主への注意喚起の意味合いもあるのかな、と思ったり。実家の犬も遊びにきた女の子の手袋をパクリと飲み込んじゃったことがあったな。あとで吐き出したからいいんだけど、手袋は胃液とよだれでべっちゃべちゃになっており、さすがにそのまま返すわけにはいかなかった…。皆さんのペットもお気を付けなされよ。

<ネタ元:dailymail.co.uk


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