「珍発明」博物館、大人気で政府からも補助金をゲット!
■珍発明が大人気
日本人が大好きなはずの?珍発明、その博物館が先に作られちゃってますよ!というわけでオーストリアからのニュース。オーストリアのヘルンバウムガルデンには、まったく役に立たない珍発明を展示するというナンセンス博物館「Nonseum/ノンジウム」があるのですが、この程政府から5千万円近い補助金が決定し、施設を拡張することが決まったそうです。オーストリア政府はユーモアのセンスがあるんだね…
さてこのノンジウム、発想が奇抜過ぎてわけのわからない発明品を山ほど収集・展示しているわけです。例えばトップの写真↑は「携帯型アノニマイザー」。どこでも目元を隠して匿名の人になれるという逸品ですね。元記事によれば他にも「慎重な公務員のための芯が入っていない鉛筆」、「どんなに厳しい安全基準にも準拠するパッド入りの”のし棒”」、「携帯できる穴(?)」、「持ち運び自在な帽子スタンド」などが展示してあるのだとか。わけがわからない!
■おかしなおかしな発明品
それではノンジウムのHPから、気になる展示品をいくつかご紹介してみましょう。
のっけからわけがわからない。自動で帽子を上げてあいさつしてくれる機械ってことなんだろうか?
ホイール付の杖。使わない時に便利だよね。使うときは不便だろうけど。
これは盲点!スプーンから垂れたパスタを自動で切り取ってくれるんだ!食べづらそうとか言っちゃだめだぜ!
一発で頭の形を整えることができちゃうはさみ。床屋さんも大助かり。
スコープ付きトランペット。意味は不明だけど、たぶん、「狙った方向に向かって確実に音が出せる」ってのが売りなんじゃないかと…
さて、以下は運営者であるフリッツ・ガル氏のコメント。
「我々は最初”ゴミみたいな発明”の為に最初のフェアを開いた時、2,30人の客がくればいいと思っていました。しかし、いざ始まってみると5千人以上がやって来たのです。これは明らかに人々の関心があるんだと思いました。」
結果、来場者は上々、政府からの補助金も決定し、施設を大きくすることが最近決定したのです。何が受けるかわかりませんね。日本にも作ってくれないかなあ…それにしても「ゴミみたいな発明」って言い切っちゃうフリッツさんが大好きです。
<ネタ元:web.orange.co.uk>
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