バカ…貴重なコインをたくさん盗んだ泥棒、普通に両替機に入れてた
■泥棒がバカで助かった…？
ものの価値が分からない人はダメね。というわけでアメリカはオレゴン州からのニュース。珍しいコインのコレクションを大量に盗んだ泥棒がいたのですが、ただの小銭だと思って両替機で紙幣に変えていったため、後日無事に回収されるという事件がありました。
被害にあったのはコーベットに住むダン・ジョンソンさん。昨年末、クリスマスの夜から朝にかけて泥棒に入られ、その際にダンさんが集めて来た、古いものでは１世紀以上昔のものもあるというコインのコレクションをごっそり盗まれてしまったのでした。
しかし、意外なところからコインは発見されました。泥棒は彼の家からコインの他に宝石類も少し盗んでいったのですが、宝石を質屋に持って行ったためにそこから足がつき、３人組の犯人のうち２人はすぐに捕まったのです。彼らにコインのありかを聞くと、「ただの小銭だと思ったのでスーパーの両替機に入れてお札に替えちゃった」と言うのです。警察はすぐさまその両替機を押さえ、中のコインを確認する作業に入りました。
で、ダンさんとボランティアも交えて皆さんで選別することに。
これはなかなか大変な作業だね！
■泥棒一味のボスはなんとジュニア
さて、泥棒一味のうち、３人目の首謀者はまだ見つかっていないのですが、名前だけはわかっています。ダン・ジョンソン・ジュニア。そうです、被害者であるダンさんの息子なんですね。彼は今回の事件についてこうコメントしています。
「明らかなのは、泥棒達が単純にバカだった、ということだね。自分達が盗んだものの価値も知らないで、両替なんかして。」
なんというか、まさに「盗人を捕らえてみれば…」ですね。幸いなことに、多大なる労力を伴った選別作業の結果、盗まれたコインはほとんど回収することに成功しました。古銭として非常に価値のあるペニー、ニッケル、ダイムなどだそうです。これらのコレクションを合算すると数千ドルは下らないというものらしく、ダンさんは自分の遺産として子孫に残してあげたいと思っている、と語りました。
大変な作業だったろうね。
子孫に残したら、その子孫もまた両替機に入れたりして…
バカばっかりだ！
＜ネタ元：huffingtonpost.com＞
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