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「女性になりたい」と打ち明けた夫、それを受け入れた妻がもう一度結婚式を挙げたようです

By ono   2012年1月10日



■夫が女性になっちゃった
 生きたいように生きれたら人生幸せなんだよね。というわけでイギリスからのニュース。夫が性転換して女性になった後、もう一度女性同士(?)で結婚式を挙げている夫婦がいる、と話題になっております。
 上の写真、同じカップルなのですが、右が新しい方。ジェーン・ワトソンさん(43)とアン・ワトソンさんです。以前はバスの運転手をしていたというジェーンさんはこうコメントしています。
 「私が正直に”性転換したい”と言った後、妻のアンは最初は激怒して、一度ひどいトラブルになりました。彼女は私が自分をだましていた、と感じたのです。けれども私は本当の自分になりたかったんです。」
 夫が女になりたいなんていったら妻だって普通はアンさんみたいに困惑したり怒ったりしますよね。きっと冷静ではいられない。
 「でも、アンは私が自分が望む女になること、そして名前を女性らしく”ジェーン”に変えても変わらずに愛することを認めてくれたんです。(ジェーンさんは男だった頃”バリー”という名前でした)結婚式をやり直すっていうのは、私たちが新しい生活で本当に幸せなんだってことを世間に伝える一番いい方法だと思いました。」
 それでもう一度結婚式をしよう、ということになったのですね。

■言い出すのはとても難しかったの
 彼ら(彼女ら)は1995年に知り合いました。6ヶ月の交際期間を経て2人は一緒になり、ハリファックスに引っ越してくると2002年に結婚式を挙げたのです。けれども、夫の心の中には絶えず自分が女性でありたいという葛藤が消えることはありませんでした。2008年、ついに夫はアンさんに自分の本心を告げます。
 「それはとても難しかったの。」とジェーンさん。「自分が愛している女性に”女になりたい”なんて話すのは、簡単なことではないわ。」
 もちろん、アンさんだって簡単には納得できませんでしたし、ぶつかりあうこともたくさんありました。けれど、最後はジェーンさんの熱意を認め、そんな夫を受け入れようと思えるまでになったのです。アンさんはこう言っています。
 「ゆっくりとだけど、たとえ夫が女性になったとしても、愛する気持ちは変わらないって理解することができたんです。」
 そんな2人は昨年の暮れ、もう一度結婚式を挙げ互いの誓いを確認しあいました。
 「私にとって2回目の結婚式は最初のそれよりも特別なものでした。ジェーンが、最終的にそうありたいと願う自分を心地良く感じていることを、私ももうわかっているのですからね。」とアンさんは最後に述べています。

 旦那が女性になりたいなんて言い出したら…。気持ちは分かるけど世間体もあるし、子供が学校でなんて言われるかわからない、何よりそんな旦那を自分が愛せるだろうか、いろんな気持ちが去来すると思います。みんながみんなワトソンさん夫妻みたいにうまくいくとは限りませんよね。パートナーの思いを全て受け止めてあげる度量のある人はそうそういないのだから。ジェーンさんは良い人と出会えたんですね。

<ネタ元:mirror.co.uk


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