とんだ勘違い!自分自身を追いかけていた警官
■あいつを追いかけろ!不審者だ
そりゃ捕まらないはずです。というわけでイギリスはサセックス州からのニュース。通報を受けて20分以上も追いかけていた容疑者が、実は自分のことだったという珍事件がありました。
今回の被害?にあったのはサセックス警察で働く覆面警官の方でした。名前は明らかになっていません。彼は犯罪の多い地域で平服を着てパトロールをしていたのですが、街の監視カメラをチェックしていた警察のオペレーターが不審者を発見、パトロールしているエリアなのですぐに見に行ってほしいと伝えました。
彼は今いる自分の場所のすぐ近く、と言われオペレーターの指示通り不審者を捜して走り回りますが、なかなか見つけることができません。当たり前ですね。オペレーターが「不審者」と言ったのは覆面警官であった彼自身のことを指していたのです。この、自分自身を追いかけるはめになったおかしな追跡劇は20分以上も続きましたが、たまたま巡査部長がオペレーター室を見に行った際にこの状況に気が付きました。
「こいつはうちの署の警官だよ!何やってんの!」
「ええっ?」
そんなわけで真夜中の追跡劇は徒労に終わったようです。オペレーターの画面には常に逃げて行く不審者が写っていたわけですが、これは全て追いかける警官の姿だったのですね。結局は笑い話で済んだのですが、たまたまサセックス警察の本部長が警察の業界紙にこのネタを話してしまったためにおおやけに知れ渡る結果となりました。
覆面警官の私服姿くらい覚えておかないといけませんね(笑)。「ほら、不審者が走って行ったよ!」「えっどこどこ?」「ほら、◯◯に今走ってる!」「えっすぐそこじゃん!」みないなやりとりが20分も延々と続いているのを想像するとおかしくてたまらない。下手なコントよりよっぽど面白かったと思います。
<ネタ元:The Sun>
4 Responses so far
2月 11th, 2012
00:29
「明日の自分を追い求める」だとかっこいいかも.
2月 11th, 2012
19:26
SFのネタにありそうw
2月 14th, 2012
18:09
>taco様
いいですね!タイトルの付け方でどうにでもなる感じがあります。
chase my tail、みたいな感じかしら。
2月 16th, 2012
08:01
>匿名様
SFっぽいネタでオチたら面白そうですね!
星新一さんとかだったらどんな風に書くかなあ。
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