3月

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山中でピューマに襲われ大ピンチ!ところが彼を救ったのは…

By ono   2012年3月30日



■熊が私を助けてくれた?
 前門のオオカミに後門のトラ。リアルでこんな状況にあった方がいらっしゃるようです。アメリカはカリフォルニアからのニュース。山でピューマに襲われた男性がいたのですが、なんと野生の熊がそのピューマに襲いかかり、男性は無事ですんだという事件があったのです。
 今回の被害にあったのはロバート・ビッグスさん69歳。彼は今週の月曜日、カリフォルニア北部の山中をハイキングしていました。途中、ロバートさんは母グマと、一緒にいる子グマを40フィートほど離れたところから観察していたそうです。
 事件は突然起こりました。彼がその場を離れようと動き出した瞬間、野生のピューマが襲いかかってきたのです。
 「あいつは後ろから私のバックパックにつかみかかると、地面へ引きずり倒しました。私は急斜面にいたせいで手にはロックピックを持っていたので、それでピューマの頭を叩きました。やつは叫び声を上げましたが、バックパックを離そうとはしないんです。」
 ウィキペディアによれば「オスは体長(頭胴長)約1- 1.8m、体重約65- 100 kg」というネコ科最大級のピューマを前にしてロバートさんは絶体絶命のピンチ。ところがです。

■母グマとアイコンタクトしたんだよ
 「その瞬間、何かが私の左側から飛び出して、ピューマの喉元につかみかかったのです。よく見るとそれは先程まで観察していた母グマでした。大きな叫び声や唸り声を聞きました。2匹は衝突しましたが、体重で勝る熊が勝ち、ピューマは逃げて行きました。熊は4本足で戻って行きましたが、子グマと合流する前に私と目があったんです。」
 ロバートさんは、自分が助かったのは全て熊のおかげだ、と新聞の取材に答えました。
 「あの熊は絶対に私を助けようとしてくれたんです。2人でアイコンタクトをしたんだからね。私は以前にもあの熊を見ているし、彼女は僕のことを知っていたと思う。」
 ロバートさんは結局腕に引っかき傷とアザの怪我を負ったのですが、自分は山男だというプライドから(?)病院に行きなさいという妻のアドバイスを断固拒否。困った人です。


 腕に残る戦いのあと。

 ソース記事によると、カリフォルニアでピューマに襲われる事例というのは実はとても珍しいのだとか。1890年~2007年という100年以上の歴史の中で、人間がピューマに攻撃を受けた記録は14件しかないそうです。山男のロバートさんとしてはむしろ俺の伝説がまた増えたくらいにしか思ってないかもしれませんな。
 ちなみにピューマは他にもマウンテンライオン、クーガー、プーマなどの別名がありますが全て豹(ヒョウ)。ずいぶんいろいろな呼び名がありますが、全部同じ動物のようです。

<ネタ元:huffingtonpost.com


4 Responses so far

「前門のオオカミ」はともかく「肛門のトラ」はちょっとやだ.

前門のオオカミに肛門のトラ。この間違いは恥ずかしい

>taco様、肛門様
わああ、これは恥ずかしい!すぐに訂正いたしますね!

あぁ, なんだ, 「前立腺のオオカミに肛門のトラ」じゃないんだ.

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