iPhoneを盗んだ男、撮った写真が次々にicloudで持ち主の家に届く

By ono 　　2012年5月28日

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■撮った写真は全部共有
　icloudって便利ですね（笑）というわけでアメリカはフロリダからのニュース。iPhoneを盗んだ泥棒がうっかり写真を撮影した所、写真が全てicloud（アイクラウド）に送られてしまい身元がバレるという事件がありました。
　今回被害にあったのはケイティ・マキャフリーさん。彼女は今年の４月、ディズニー・クルーズで船の旅を楽しんでいました。ところがそんな旅の最中、彼女のiPhoneが何物かによって盗まれてしまったのです。
　ところが、犯人を捜すのはそれほど難しいことではありませんでした。自宅に帰ってきてみると、icloudで接続されている彼女のパソコンには、iPhone泥棒が撮影した写真が自動でicloudで共有され、どんどんアップされてくるのです。ケイティさんは自分のフェイスブック上で「盗まれたiPhoneアドベンチャー」というアルバムを作り、男がアップしてくる写真を載せて観察することにしました。するとどうやら男は船に乗っている船員の様子。しかも、自分も乗ったディズニー・クルーズの船のようです。その内に男が写っている写真の名札から名前を特定すると、すぐに彼女はディズニー・クルーズに電話をし、男のことを伝えました。同社によると現在この男は「公務休暇」に置かれており、船が港に戻るとiPhoneを取り返してくれました。

　icloudって何なのという方はこちらのCMをどうぞ。こんな感じの機能です。

　最後の方で、撮影した写真やムービーがすぐに自宅のマックとも共有されているのがわかりますね。とっても便利。こんな感じで男の写真もぽいぽい送られてきたのでしょうね。さて、ディズニー・クルーズ社の方ではこんなコメントを発表しております。
　「我々はこういった問題を非常に深刻に捉えています。（職員の）この種の行いに関して、我々は許容することはできません。失われた電話はただちに取り戻し、所有者の方と接触して返却いたしました。」
　うーんさすがアメリカと言いましょうか、”うちの職員が不祥事をして大変申し訳ありません”的な態度がまったくみられないのはお国がらなのかな。何にせよ、犯人の男にicloudの知識がなくて良かったと言えましょう。機能そのものは簡単にオンオフできるのにね。
　ちなみに、ケイティさんがフェイスブック上にアップした写真はこちらで見ることができます。いちいちケイティさんがコメントしているのが面白いです。ある意味壮大なドキュメンタリーとも言えましょうか。皆さんも万が一のときのため？にicloudは使用する設定にしといた方が良いかもですね！

　余談ですが、icloudの珍事件と言えばやっぱりこれでしょうね。
【悲劇】娘が女友達と遊園地に行くというので、待ち時間の暇つぶしにiPad貸したら彼氏とのイチャイチャ画像が自動でパソコンに送られてきた。

　「iPhoneを探す」機能の方が便利だって気もするけどね。
　そんな機能あるのか。どんな海の上で落としても大丈夫だね！
　濡れた時点でアウトだよ。

＜ネタ元：telegraph.co.uk＞