中古で買ったカメラの中から20年以上前に死んだ伯父の写真が出てきた！
■偶然見つけた一台のカメラ
社会ってけっこう狭いよね。というわけで、アメリカはカンザス州からのニュース。ガレージセールで買った中古のカメラから、ずいぶん前に亡くなった伯父が写っている写真が出てきたそうですよ。びっくりですね。
この写真（↑）を見つけたのはカンザス州・ウィチタに住むアディソン・ローガンくん（13）。彼は先日、おばあちゃんのルイスさんと一緒にたまたま通りかかったガレージセールで１ドルで売られていた古いポラロイドカメラを見つけました。何となく引かれるものを感じたアディソンくんは値段も安かったので購入。家に持って帰ってくると、確認のためにカメラを開けて中を確認してみたのです。…すると。
中からは何やらとても古い写真が一枚出てきました。インスタントカメラですから、撮影した直後にフィルムが引っかかって出てこないまま、故障扱いで売られてしまったのでしょうか。とにかく、アディソンくんはおばあちゃんに写真を見せにいきました。それを見てルイスさんはびっくり！
■カメラに残っていた写真はあの人の姿だった
なんと、そこに写っていたのはまぎれもなくルイスさんの息子、同時にアディソン君の伯父にあたるスコットさんでした。ルイスさんによれば、スコットさんは２３年前、交通事故にあい亡くなってしまいました。写真は彼のガールフレンドと一緒に写っており、たぶん1978年か1979年頃のものだろうと言います。30年以上も前の、在りし日のスコットさんだったのですね。
カメラはどんな経緯でアディソンくんの目の前に現れたのか。２人は急いでさっきのガレージセールへ戻ると、カメラを売ってくれた男にどこで手に入れたのかを聞いてみました。しかし、男は「自分もいろいろなガレージセールで買い物をしているので、もうどこで買ったか覚えていない」と言うのでした。
アディソンくんとルイスおばあちゃん
■スコットからのメッセージだよ
スコットさんの兄弟でアディソンくんの父親であるブレイク・ローガンさんは、アディソンくんが写真を見つけたのは偶然ではなく、きっとスコットさんのメッセージなんだろうと思っているそうです。
「あいつは、自分が僕らといつも一緒にいるっていうことを伝えようとしたんじゃないかな。」
スコットさんのもう一人の兄弟、ジェフさんも同じ気持ちだそうです。
不思議なこともあるものです。もう一つ、これも偶然と言えば偶然なのですが、アディソンくんは先日自転車で転倒し、腕を骨折していました。そうでなければガレージセールにおばあちゃんと一緒には行ったりせず、どこか他へ遊びに行くつもりだったと述べています。そう考えると、今回の一連の出来事は全て必然なのかも知しれませんね。
＜ネタ元：kansas.com＞
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