【ナイスガイ】2日連続で大事故に出くわした男性、何食わぬ顔で人助け
(救助されたロドニーさんと、娘のジョアニータさん)
■休暇でのんびり釣りの予定が…
なんかラノベなんかにありそうな展開ですね。というわけでアメリカはフロリダ州からのニュース。2日の間に2回も大事故に遭遇し、人助けをするはめになった男性が話題です。
この方は37歳のバージニア州の男性で、ガス・ヘルツさん。先週の水曜日、休暇をとってタンパベイに釣りに来ていました。すると、彼の目の前で車が海に飛び込むという事故が起きたのです。ガスさんはとっさに海に飛び込むと車のドライバーを救出する作業を手伝いました。びっしょびしょになりながらもドライバーを陸へ引き上げると一段落。やれやれとほっと一息をついたのでした。
■今度は飛行機かよ!
さて、翌木曜日。彼は先日に引き続き釣りを楽しんでいたのです。…ところが。
何やら怪しげな飛び方の飛行機が近づいてくるのを彼は見逃しませんでした。
「思ったよ。”なんてことだい!信じられないな!”ってね。だって、あの飛び方を見ていたら、湖に飛行機が落ちてくるのはすぐにわかったからね。」
彼は自分の使っているボートで飛行機が墜落した地点へと急ぎました。彼の場所からは400~500ヤード(約350~450メートル)離れていましたが、周りにはガスさん以外誰もいません。彼はいち早く飛行機へたどり着くと74歳のパイロットと一緒にいた乗客の4名を救出。ボートに乗せて岸へ運びました。その頃にはもう通報を受けた救護隊員が到着しており、応急処置と病院への搬送を任せると、ガスさんはその場をすぐに去ったそうです。格好良いですね。
■彼はほんとに素晴らしい
救助にあたった消防の司令補、ジョエル氏は彼を讃えてこうコメントしました。
「彼はまさに適切な時間、適切な場所に存在していました。それは本当に素晴らしいことです。」
…うん?なんだか彼の救助に対する努力よりも運が良かった的なほめ方になっているような気もしますが…深読みし過ぎかな。そんなわけで2日間にわたり大事故から人々を救ったガスさん。そっと現場を去っていく、そんな控えめなところも含めてラノベの主人公みたいです。休暇という意味ではさんざんでしたけどね(笑)!
<ネタ元:tampabay.com>
2 Responses so far
6月 19th, 2012
00:11
実は裏でこいつが仕組んでいたとか.
「行く先々で必ず殺人事件に出会う探偵」みたく.
6月 23rd, 2012
08:14
>taco様
あはは、そういうオチもありですよね!
容疑者は第一発見者的な感じですね。
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