10月

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市長「ええっ公共広場で無料バイブ配布?やめてくれよマジで!」

By ono   2012年10月20日



■何とかならないんですか
 なにやってんだ(笑)というわけでアメリカはボストンからのニュース。公共の広場でこの度無料バイブの配布が行われることになったのですが、「やめてくれよ」と市長が困った顔、というできごとです。
 今回のバイブレーター・無料配布キャンペーンを行う予定になっているのは、アメリカでコンドームメーカーとして有名なトロジャン社。アメリカでは一番売れているんだそうですよ。場所はボストンのシティ・ホール・プラザ。さすがに公共施設を利用してバイブってのはまずいだろということで当局もトロジャン社のマーケティング部門へこの計画をキャンセルしてくれないかとお願いの手紙を書いたそうです。手紙の内容はこんな感じ。
 「今回の計画は、公共広場の無責任で不適当な要素に当たるのではないかという強い懸念を感じております。市庁舎プラザは多くの子供やその家族がアクセするできる場所として提供されている場所なのです。御社が製品を配布する代わりの場所を見つけることを強く望みます。」

■しかしこれも一つの「権利」なのよ
 さて、これって市の権限で使用止し止めとかできないものなのかしら?と思ったのですが、当局自身も言っているように、市庁舎プラザはきちんとした申請さえあれば、あらゆる企業に対しての利用を保障しているため、強制的にそれを排除する法的な手段はないのだそうですよ。やっかいだねえ。ボストン市長のトーマス・メニーノ氏もこれにはほとほと困り顔。広報を通じてこんなコメントを出すのが精一杯のようです。
 「我々としては、子供たちも訪れる広場で開催するのをやめてくれるよう願っています。」
 …だそうです。ま、反社会的行為でもなければ宗教的活動でもありませんし、まっとうと言えばまっとうなこのキャンペーン。ちなみにコンドームにおけるアメリカでのシェアはダントツでこのトロジャンなんですが、最近では日本のオカモト製コンドームに人気が出てきているんだとか。「まるでつけてないみたい!」とその薄さにアメリカ人も大絶賛のようです。すげーな、日本。あれっ何の話だったっけ?

<ネタ元:upi.com


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