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飲酒検知器を携帯と思い込み話しかけようと格闘する男、逮捕される

By ono   2012年12月1日



■あいつ何に話しかけてんの?
 飲酒検知器を携帯と間違えた男。そういえば以前「妻を帽子と間違えた男」という本がありました。こちらの方は神経心理学の深刻な症例を紹介した大まじめな内容ですが、今回のニュースはだいたいみなさんの予想通り酔っぱらいのプークスクスネタです。ドイツからのニュース。
 事件があったのはドイツのコーブルグ。先日警察が酒気帯び運転の検査をするため、道路脇でランダムに車を止めて聞き取り調査をしているときのことでした。たまたま通りかかったベルンハルト・ベッカー(41)が運転する車に警察が声をかけたのです。

警察「運転中のところすみません。お酒、飲んでないですよね?」
ベッカー「うん?ああ。うぇっぷ。飲んでないようぇっ」
警察「あー怪しいなーあなた。ちょっとこれに息を吹いてもらえませんか?」

 警察はベッカーさんに飲酒検知器を手渡すと、そこに息を吹き込むように伝えました。うつろな目の彼は機械を受け取るとおもむろに操作し始めます。

ベッカー「言いなりになんかならないぞ。弁護士に相談しなくちゃ…もしもし?」
警察「それ、携帯じゃありませんよ。アルコールチェックの機械…」
ベッカー「うるさいな!電話がかからないなあ…もしもし?もしもし?」

 「飲酒検知器の数字を見る必要はありませんでしたよ。しらふの人があんなことするはずがありませんからね。」と警察はコメント。結局飲酒検知器を最後までiPhoneだと思っていじる男性に車から降りてもらうと、かろうじて立つのが精一杯の酔っぱらい加減。とりあえず血液検査のためにベッカーさんは近くの病院へと運ばれていきました。当然酒気帯び運転で逮捕です。まったく。
 酔っぱらってわけわかんなくなると、おかしなものに話しかけてたりしますな。電柱だったり銅像だったり、人んちの犬だったり…。忘年会シーズン到来でまたそんなシーンが各地で見られるのかなー。楽しみですね。

<ネタ元:web.orange.co.uk


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