1億円の「お札の嵐」がベルギーの街を吹き抜ける事件が発生
■お金が街に吹き荒れる
返したくない気持ちもわかります。というわけでベルギーからのニュース。逃走中の強盗犯の車から大量の現金がばらまかれ、通りの一角に「お札の嵐」が吹くという事件がありました。
事件が起きたのは先々週の土曜日。ベルギー北西部にあるゼデルヘムという街です。この日の朝、ゼデルヘムの隣町でとある民家を強盗が襲い、自宅にあった金庫を持ち去って逃走しました。通報を受けて警察が出動したところ、犯人と思しき車をバイクに乗った警官が発見。ただちに追跡が始まりました。犯人はそのままゼデルヘムの町中を疾走したのですが、このままでは捕まると思ったのか、突如窓から盗んだ金庫を後ろに向かって放り投げたのです。追跡してくる警察の足止めをする目的もあったのでしょう。
■投げ捨てた金庫が壊れて…
ところが、アスファルトに激突した金庫は壊れ、扉が開いてしまいました。その瞬間、中に入っていた現金のユーロ紙幣が風に吹かれてあたり一帯に飛び散ってしまったのです。その金額たるや、なんと100万ユーロ、日本円で1億3千万という超大金です!
その後、現場は騒ぎを聞きつけてやってきた市民で大パニック。誰もがお金を夢中になって拾っていくのです。警察も犯人を追いかけるより散乱した現金の回収を最優先とし、持ち出そうとする市民からお金をとり返すのに大わらわとなってしまいました。
…さて、ようやく騒ぎが静まった頃、集まった現金を勘定してみたところ、やはり全然足りません。大雑把に言ってもともと金庫に入っていた金額の半分くらいしかなかったそうです。市長はメディアの取材に応え(↑の写真です)善良な市民が拾ったお金を返してくれることを訴えました。
「それはまるで、お金の暴風雨でした。街の人は、もうそのことしか話題にしていません。」
■隠し持っているのは誰
もちろん、多くの街の人は拾ったお金を返してくれました。けれどもまだまだ足りないのです。市長は人々がお金を返しやすくなるように、と専門のポストを設置して中にお金を戻してくれるようにしてみたのですが、今度はそのポストが盗まれそうになる始末。まあ確かにそうだよね。
結果、「お金を隠し持っているのは誰?」という問題だけが残るはめに。残りの50万ユーロはどこにあるのか―…
街にちょっぴり疑心暗鬼の広がるゼデルヘムなのでした。
事件のあった通り
<ネタ元:news.yahoo.com>
3 Responses so far
5月 7th, 2013
23:37
「犯人が持ってる」とか「実は市長が黒幕」とかいうオチを希望.
でも, 100万ユーロって (500ユーロ札なら) 2000枚にしかならない….
5月 11th, 2013
09:39
>taco様
市長が黒幕wwwドラマのようです!
500ユーロ紙幣があるのを今知りました。今の日本円で6万円ちょっと?高額な紙幣ですね…
9月 27th, 2014
23:39
気持ちはわかりますよ気持ちは!
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