5月

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トイレに行ったパイロット、操縦席に戻れなくなる

By ono   2013年5月17日


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■おーい、ドアが開かないよ!
 大丈夫なのか?というわけで、インドからのニュースです。パイロットがちょっとトイレに出たところ、コックピットの扉がロックされてしまい、中に戻れなくなるという事件がありました。
 事件は今週火曜日、デリーからバンガロールまで向かう旅客機の中で起きました。エア・インディア社の報告によりますと、内容は上記の通り。パイロットがトイレに行った際にコックピットから締め出されてしまったというものです。

■とりあえず緊急着陸
 このまま飛び続けるというわけにはいかず、飛行機は一旦ボパールへと緊急着陸することになりました。副操縦士の方が頑張ってくれたおかげで、特段トラブルもなく無事に着陸は成功したそうです。同社の広報によりますと、
 「本機のパイロットはほんの少しの時間、トイレへと出ました。戻ったところドアがロックされてしまっていたようです。操縦室のドアに何かしらトラブルがあり、内側から開けることは不可能でした。」
 だ、そうです。
 何事もなくて本当に良かったですねえ。コックピットから締め出されたパイロットも焦ったでしょうけど、それを見ていた乗客が一番不安だったんじゃないかな。パイロットと乗客の間にはさぞやいやな空気が流れて…。
 ちなみに、インドでは今月の初めにパイロットがCA(キャビンアテンダント)に操縦を任せて居眠りをするという事件が起き、パイロット二人とCAが解雇されております。他にも以前はインドの旅客機で資格を持たない偽パイロットが大量に摘発されていたり。インドの航空業界の適当かげんが管理人は大好きです。できれば乗りたくないけど。

参考:
パイロットは居眠り。スッチーに操縦を任せる – エア・インディア(niftyニュース)
インド旅客機で「偽パイロット」相次ぎ見つかる、国営航空でも(AFPニュース)

<ネタ元:blogs.wsj.com


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