【お手柄?】盗みに入った泥棒が自殺を発見、通報する
■盗みに入った家には誰もいない…はずだった
泥棒は決していいことではないけれど、こういうこともあるんだよね。ニュージーランドからのニュース。盗みに入った家で首つり自殺して死んでいる男性を発見した泥棒が警察に通報する、という出来事があったようです。
事件があったのはニュージーランドのハミルトン。今週の水曜深夜、名前の明らかになっていない男性(26)は郊外の家へ盗みの目的で侵入しました。ところが、金目の物目当てに家へと忍び込んだ男が見つけたのは天井から首を吊っている家の主だったのです。
「死んでる!人が死んでるよ!」
泥棒は大声を上げながら家を飛び出しました。近所の人はこうコメントしています。
「私は叫び声が聞こえたから、外へ出て行ったの。そしたらあの男の人が走ってきたから、”何が起きたの!?”って聞いたのね。そしたら、”人が死んでる!”って。あまりの恐怖にまいっている感じだったわよ。そういえばあそこの家の人、もう3週間も会ってないから、引っ越したんだとばかり思っていたわ。」
その後、男性は警察に通報しました。ハミルトン警察のフリーダ・グレイス巡査部長は、泥棒の男と家主の死体は因果関係がないと考えていると述べ、事情聴取の後男は解放した、とコメントしました。
「希望的に考えて、そこには善い行いがあったと思っています。彼は今盗みをするべきではないと判断したのでしょう。」
確かに、そのままこっそり盗みを働いて出て行っても良かったのでしょうが、死体を前にして良心が彼にはあったのかもしれませんね。単に恐ろしさのあまり泥棒に入っているのを忘れたっていう可能性もありそうですが…。
<ネタ元:nzherald.co.nz>
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