7月

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市長に当選したレーニン氏、実は3年前に死んでいたことが判明

By ono   2013年7月18日


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■あなた3年前に死んでますよ
 日本は参院選でも唯一神又吉イエス様が出馬されたりといろいろ盛り上がっているわけですが、メキシコの選挙もなんだか香ばしいです。メキシコはオアハカからのニュース。
 オアハカのサン・アグスティン・アマテンゴ(長い)市で先日市長選が行われ、↑写真のレーニン・カルバリド(Lenin Carballido)氏が当選しました。おめでとうございます。
 …ところが。実はこのレーニン氏、調べてみたら2010年に糖尿病性のこん睡で亡くなっていることが分かったのです。あら?じゃあこの男性は誰?別人が勝手にレーニン氏を名乗っていたのか?それとも死亡診断書がそもそもでっちあげだったのかも?さまざまな憶測が憶測を呼び、街では大騒ぎになりました。

■死ねば逮捕されませんし
 死亡の証明書は戸籍局によれば正式なもので、公式の印が貼られているとのこと。ただ当局では、レーニン氏は2004年に起きた暴力事件の嫌疑がかけられていたため、自分に逮捕状が出されないよう、虚偽の死亡証明書を作ったのだ、と主張しています。オアハカ州の市民局では「書式は正式です。ですが、間違った情報で制作されているのです。」とコメントしています。
 オアハカ州検察官事務所では、レーニン氏が事件に関与しているかどうかに関わらず、今回の選挙への出馬を犯罪と見なすそうです。
 …というわけで、死亡証明が逮捕迂回のための作り物だった可能性が高いですね。しかしよくそんなんで選挙出てきちゃったなこの人。おとなしくしてれば掘り返されることもなかったのにねえ。死んでるなら住民税とかだってかかりませんし。うっかり忘れちゃってたのかしら。3年も前の話だしね。

<ネタ元:digitalspy.co.uk


One Response so far

「3年前に自分が死んでいた」のを忘れちゃったんでしょうねぇ.

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