バッグを下ろそうとしたら荷物室に閉じ込められ、バスがそのまま発車しちゃった！
■荷物が奥の方にあったのよ
さて、悪いのは誰だ。というわけでイギリスはアイルランドからのニュース。大型バスの手荷物室に閉じ込められたまま25キロも移動するはめになった熟年の女性がいるそうです。
名前の明らかにされていないこの女性は、先日、自身が病気の治療を受けていたゴールウェイから、自宅のバリーバガンへとバスで帰るところでした。無事にバスがバリーバガンに着いたので、彼女は車を降り、手荷物室に入れた自分の荷物を引っ張り出そうとしたのです。ところが荷物は奥の方にあってなかなかうまくいきません。仕方なく彼女は荷物室に入っていって自分のバッグにたどり着きました。ところが…。
■突然ドアを閉められた
荷物室から出る直前、運転手が扉を閉めてしまったのです。そのままバスは走りだし、彼女もいっしょにバスに揺られることとなってしまいました。次にバスが止まったのは25キロも離れたドゥーリンの停留場。やっとこさ荷物室から脱出できた女性はドライバーに猛抗議をしたのでした。女性の家族はこうコメントしています。
「こんなことが起きるなんて信じられません。彼女はバスから降りられるまでの間、とてもおびえていたんです。バスが次の停留所に着いたとき、彼女は自分がどこにいるかもわからず、親切な誰かが車を手配してくれて、やっとの思いで家まで送ってもらったんです。」
■調査中です
また、家族は女性がバスの荷物室の中で転げまわるはめになり、軽い怪我を負っているともコメントしています。これについてバスを運行しているエアラン・バス社のスポークスマンは、こんな発表をしています。
「我々は今回の申し出を真剣にとらえており、いただいた不満についてすべて調査しているところです。調査結果が確定するまではこれ以上何もコメントできません。」
…にしてもあんまりですね。真っ暗な荷物室の中で人が転げまわる姿を想像するとちょっと笑っちゃうんですが、病院帰りの女性となると話は別。中をよく確認しないで閉めちゃったんじゃないかな…。
＜ネタ元：irishtimes.com＞
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