10月

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消防士「ペニスがトースターに挟まったとか、そういうので呼ぶのやめてくれない?」

By ono   2013年10月8日


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■もうちょっと気を付けてくださいよ
 いや、当の本人にとってはエマージェンシーなのかもしれないけどさ?というわけでイギリスからのニュース。あまりにとほほな事例で呼びつけられることが多いというイギリスのレスキューチームが、「もう少し注意深く暮らしてほしい」と市民に呼びかけているそうです。ロンドンからのニュース。
 ロンドン市の消防局が最近発表した内容によりますと、タイトルの通りですがペニスがトースターに刺さって抜けなくなった男性からの救出要請があり、レスキュー隊が駆けつける羽目になりました。他にも友人を無理やり掃除機に吸い込ませようとした男性からの救出依頼もあったと言います。
 また、過去3年間では「手錠が外れなくなったので助けてほしい」という要請が79件も起きています。こうした「人として恥ずかしい」事件は、2010年以降累積で1300人あったというのですね。
 市消防局のデイブ・ブラウン氏はこうコメントしています。
 「我々が要請されて出かける多くの事件のうち、いくつかに関してはどうみても少しの常識があれば事前に回避できたはずのものでした。」

■救出だってただじゃない
 前述のデイブ氏によれば、救急隊員が出動して活動を行えば、一件につき少なくとも290ポンド(約4万5千円)がかかります。一年間では377,000ポンド(約5900万円)もの経費になり、それらは全て納税者の負担になっているのです。彼は続けてこう言います。
 「これがベストセラーの『Fifty Shades』効果なのかどうかまではわかりませんが、この小説が流行ってからやたらと手錠に絡んだ事件の数が増えていますね。」
 Fifty Shades Of Grey(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)ねえ…。もともとは映画「トワイライト」の同人小説だったのが超ベストセラーになってしまったというあれですね。結構過激なSMぽい描写が女性たちの人気を集め、圧倒的な販売を誇ったようですが、これに出てくるエッチなシーンに手錠があるんでしょうね。確か3巻の表紙も手錠の写真だったし。前述のデイブ氏は「本当に緊急の救助を必要としている人が同時にいることを忘れないでいてほしい」と切実に訴えています。まあねえ、SMごっこしてたら手錠が外れなくなりましたなんて用事でいちいち呼ばれてたら助かる人も助からないよね(笑)!
 それでは最後に、消防局が発表したとほほな救助の案件をまとめてご紹介しましょう。ちなみに過去3年間の件数です。

・子どもの頭がトイレから抜けなくなった:18件
・シュレッダーに手が挟まった:5件
・手錠が外せなくなった:79件
・ペニスに付けたリングが外れなくなった:9件
・手がブレンダ―(ミキサー)に挟まった:4件
・おもちゃから指が抜けなくなった:17件

 トイレから頭が抜けなくなったって何だよいったい…。しかしこうして見てもダントツに多いのは手錠の79件だね。それから、件数は少ないけど奇抜な事件としては、

・ペニスをトースターに挟んで動けなくなった男性
・簡易トイレから腕が抜けなくなった男性
・スイート・マシーン(お菓子の自販機)から手が抜けなくなった子ども
・アイロン台に頭がはさまった子ども
・子ども用のおもちゃの車に乗り込んだら動けなくなった大人
・マッサージチェアに頭がはさまった子ども
・花瓶に足を突っ込んだら抜けなくなった子ども
・試験管から指が抜けなくなった人
・タンバリンが頭から外れなくなった子ども

 子どものおもちゃに無理やり乗り込む大人もどうかって感じだよね?あと、花瓶に足は突っ込んじゃだめだろうな。それにしてもあそこをトースターに挟むって、いったいどういう状況なんだ?想像できない!
 それから、消防局が声を大にして言いたいのは、毎日1件以上は「指輪が外れなくなった」という要請が来るということ。
 「アドバイスは簡単です。合わないリングを無理やりはめないでください!」だそうです。
 まったくだね…。消防局の皆様も本当、毎日大変です。私もうっかりタンバリンを頭にはめてしまったりしないように気を付けたいと思います。みんなもね!

<ネタ元:mirror.co.uk


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