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珍発明コンテスト、優勝したのは「歯磨きできるシルクハット」?

By ono   2014年2月6日


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■ヘンテコなアイデア募集します
 さすが紳士の国ですね!というわけでイギリスからのニュース。ある飲料メーカーが「珍発明コンテスト」を開催したのですが、優勝したアイデアがなかなか面白いです。
 さて、今回の企画は面白い味のウォッカを製造していることで有名な「ODDKA(オッカ)」。ODD(奇妙な)とvodka(ウォッカ)の合成語です。実用性はとりあえず置いといて、とにかくヘンテコでおかしな発明アイデアを募集するというこの企画、優勝賞金はなんど10,000ポンド(約160万円)!昨年の秋に始まり、300点近い応募があったそうです。そんな中、ODDKAに寄せられたアイデアの例がこちら。

・家の鍵を収納することができるハイヒール
・あごひげの形をしたカミソリ
 (あごひげを一発で剃れる的な意味なのか?)
・底にローラーの付いた靴
 (その場で走れば簡易ランニング・マシーンになるそうです)

■時間がない人にこそ勧めたい
 惜しくも次点になったアイデアがこちら、アンブレラ(傘)ならぬ、「アンブレ・ルー」。
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 ちなみに、ルー(loo)とはトイレのこと。突然の尿意にも対応できる便利な傘ですねあはは最高―。

 そして、見事優勝を勝ち取ったのが↑写真の帽子。その名も
 「サム・ハンター・バクスターの歯ブラシ&歯磨き粉付きシルクハット」。
 サム・ハンター・バクスターは考案者の名前です。時間がない人のために通勤途中でも自動で歯が磨けるという画期的(?)なシルクハット。ODDKAではこのアイデアを具現化するため精密に再現したものを制作。実際に使用してみた様子がこちらの映像です。

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 いいねこの雰囲気!せっかくだからシルクハットに合わせてもうちょっとフォーマルな服装だったら良かったかもね。

■歯磨きしている時間がもったいない
 考案者のサムさんは音楽を専攻する19歳の学生です。彼はインタビューに応えてこうコメント。
 「毎日の歯磨きでどれくらいの時間を使っているのか計算してみたことがあるんです。そしたら、一生のうち75日分は歯磨きしてることになるってわかりました。で、この時間をもっと生産的なことに回せないかと思って、今回のアイデアが生まれたんです。」
 優勝して見事1万ポンドをゲットしたサムさんですが、自分のアイデアを形にしてもらったのがうれしい、そしてこれからは毎朝もう2分だけ寝坊できそうだと話してくれました。

 ちなみにこのODDKA、アップルパイ味だのワサビ味だの果ては塩キャラメルポップコーン味など、ずいぶんとアグレッシブな味のウォッカを発売して評判のメーカーなのです。うーん、ワサビ味とか、気になりますね!一度飲んでみたいものです。

<ネタ元:Top hat that brushes your teeth wins £10,000 in wacky invention competition


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