3月

14

SMの女王様が仕事中にボヤ→防火設備がなってないと罰金刑に

By ono   2014年3月14日


Dominatrix-3236291
■顧客のプレイの最中に・・・?
 ISO9001取得のSMクラブとかは聞かないですけどね。というわけでイギリスからのニュース。SM中に火災が発生したのですが、クラブの施設が消防法を満たしていないという罪で起訴された女王様がいらっしゃるようです。
 写真の女性はロレイン・ホワイトさん41歳。元美容師というロレインさんは、マンチェスターのストックポートにおいて現在SMクラブの女王様として自らの施設で活動されています。冷めた目つきが何ともそれっぽくて素敵ですね。先日も、とある男性に女装をさせ、地下にある専用の部屋で鎖につなぎ、鞭をふるっておられました。ところが、ヒーターからガス漏れが起き、ちょっとした火災が起きてしまったのです。ビル全体の管理人が煙を見つけて消防に通報、すぐに消防隊が駆けつけたのですが、なんせ火災が起きている地下の部分は完全な密室。ロックも厳重だったためになかなか消防隊が入っていけず非常に苦労したそうです。   

■中に全然入れない        
 さて、消防士の皆さんが扉を開けて地下に降りていくとびっくりです。手錠だのチェーンだのの物騒な拘束具がそこら中にあるわ、女装された男が鎖に繋がれて鞭で打たれてるわ・・・やたらテンションが高いと思ったら、そばには笑気ガスの入れ物まで転がっている有様です。ともかくも、火災の鎮火には成功しました。
 ところが翌日、消防はロレインさんを告訴することにしました。防火施設に不備が多過ぎて消防法に違反している、というのがその理由です。ストックポート治安判事は、消防局の証言を聞いたところ建物内に入っていくのに非常に苦労したこと、火災報知器はマニュアルで動かされた一機があるだけ、一つしかない非常口は完全にロックされている状態で、とても安全とは言いがたい状況だった述べました。判事はロレインさんにこう訪ねました。
 「あなたの顧客が笑気ガスでもうろうとしている時に火事があったらどうなるか、考えたことはなかったのですか。」
 彼女はまったく気に留めていなかった、防火施設に対しての責任などという考えそのものが無かったと答えたそうです。また、部屋でのプレイに関してはこうコメント。
 「べつにそれほどハードなことはしていないわ。ボンデージを着せたり、マスクやギャグボールをつけたり、そうね、あとは女装させたりするくらいよ。」
The-dungeon75
 問題の顧客用施設

■消防法への違反で罰金に
 結局、ロレインさんは適切な火災報知器の設置、非常口の維持、非常用照明の導入などを怠り防火規則を破ったという罪で5000ポンド、後に経費などを加算して最終的に8000ポンド(約135万円)の支払いを命じられてしまいました。自分の施設も火災で被害にあっているので、罰金の支払いは毎月100ポンドずつの分割にしてもらったそうです。
 GMFRS(グレーター・マンチェスター・ファイア・アンド・レスキュー・サービス)のディレクターを務めるピーター・オライリー氏は真顔でこうコメントしてくれました。
 「どんなビジネスであろうとも防火への備えは必須です。全ての企業は、火災が起きた際にスタッフと顧客が最高の状態で脱出できるようにすべきです。」だそうです。

 それにしても間が悪い時に火事が起きたよね・・・。ロレインさんも災難だけど、一番かわいそうなのは、消防士が入って来た時に女装で壁に繋がれてたお客さんだよ!そこは忘れないであげてほしいと思う!

<ネタ元:Dominatrix who chained men up and whipped them faces an £8,000 bill…for breaching fire safety rules


2 Responses so far

防火設備としては完璧なのかも, ね.

「女装で壁に繋がれてたお客さん」のことを忘れるべきか, それとも忘れざるべきか, それが問題だ.

>taco様
ああそうか、忘れてあげた方が男性のためっていう考えもありですよね、気まずさ的に…(笑)

Leave a comment


QLOOKアクセス解析