絵画:縦と横をずっと間違って展示していた?
Rothko art hung ‘wrong way round’ in exhibition
この絵、縦なの?横なの?…芸術って難しいね。イギリスからのニュース。歴史家が先日発表したところによりますと、ロンドンにあるテート・モダン美術館に展示されているアメリカ人アーティスト、ロスコの作品が、長い間縦と横を間違って展示されていたことが判明したそうです。
この作品は、1950年代、1960年代に人気を博したロスコの「ブラック・アンド・マルーン」シリーズのもの。”大画面をいくつかの矩形に区切った、独特のスタイルの抽象画”なのですが、現在はストライプが縦になるように展示されています。「ブリティッシュ・アーツ・ジャーナル」は、作品の裏にあるロスコのサインを調べ、本来は画面中央のストライプが水平になるように展示されるべきだと主張しました。
サンデータイムズの芸術評論家曰く、「ロスコは彼の作品の展示方法について、いつも言葉を濁していました。しかし、彼自身が明らかに水平に展示されることを望んだのであれば、その願望に反するのはおかしいでしょうね。」
しかし、当のテート・モダンではこうコメント。
「我々は、これら二つの作品が、(ストライプを)垂直に展示されるのがより適切であると思っています。」と展示を変更するつもりはなさそうです。
こればっかりは本人に聞いてみないとっていう気もしますが、作者のマーク・ロスコは70年に謎の自殺を遂げてしまっているのでした。やはりここは一つ、技術立国日本が誇る”いたこ”さんにお願いしてロスコさんの霊を呼んでもらうしかないでしょうな。
「はいはい、どうも。ロスコです。」
「ちょwwwロスコさんいつの間に日本語覚えたんすかwww!」
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
Leave a comment