ロシア、パトカーの代わりにトナカイを使うことを検討中
■冬はやっぱりトナカイにおまかせ
さすがロシアと言いましょうか。雪中の犯人追跡などにトナカイを使うことを検討しているというニュースが話題を呼んでいます。
話題が出ているのはロシアの中でもツンドラ地帯となっている極北のエリア。北西シベリアのヤマロ・ネネツ自治区です。地図で言うと・・・この辺ですね。
かなり北の方です。
■スノーモービルは壊れることも
ヤマロ・ネネツ内務省の担当者曰く、広く雪に覆われてしまうこの地域では、しばしば犯人を追いかけるのに通常の乗り物では不利だという場合が多いのだ、とコメントしてます。
「もちろん、我々はスノーモービルも所有しています。しかし、機械は機械故の欠点も多いのです。スノーモービルはしばしば壊れる場合があり、ツンドラで動けなくなることもあります。けれども、鹿やトナカイはどこでも走っていけるのですよ。」だそうです。
現在ロシア国防省ではロバやラバが山岳部隊によって実際に使用されており、このほど鹿やトナカイもこの仲間に加わるだろうと述べています。現在改訂される予定の法律で、これらの動物の警察による使用が可能になるのです。
ちなみにフィンランドの警察ではすでに数年前からラップランドの森のパトロールにトナカイを使っているそうです。極寒の中ではスノーモービルも動かなくなることが多いらしく、やはり最後は現地を走り回れる動物の方が確実、ということなんでしょうね。
それにしても警察がトナカイで犯人追跡ですか・・・。なんだかファンタジックで素敵ですなー。すでに実戦投入しているというラップランドはさすがサンタクロースのお膝元です!
<ネタ元:Russia Looks to Launch Reindeer Police Force>
2 Responses so far
11月 28th, 2014
00:14
「警察がトナカイで犯人追跡」…
12月24日の夜には特別に
・トナカイの鼻に赤いパトライトを付ける
・「Present for you」といいつつ手錠を出す
なんてサービスを期待しちゃう.
12月 5th, 2014
19:05
>tako様
パトカー代わりなんだから、やっぱトナカイにも回転灯ついてたら楽しいですよね(笑)!
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