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手を洗うと判決が甘くなるらしいよ

By ono   2008年12月1日


Study says clean hands limit judgments

20081201.jpg そんなことがあるのでしょうか。イギリスからのニュース。何かしらの判決を下す前に手を洗った人間は、甘い判断をする傾向があるという調査結果が発表されました。
 これはプリマス大学の心理学博士シモン教授が発表した調査なのですが、彼は44人の調査対象を半分に分け、片方のグループには事前によく手を洗ってもらいました。この後全員にヘロイン中毒をテーマにした映画「トレイン・スポッティング」を鑑賞してもらい、道徳的判断テストを受けてもらいます。参加者は映画中の9個のひどい事例について、それぞれ許すことができるかどうかをランク付けして答えてもらいました。その事例とは、子猫の虐待や財布を盗むこと、飼い犬を食べてしまうことなどです。
 結果。全44人の参加者の回答を集めたところ、事前に手を洗った人の方が、そうでない人よりも厳しくない判断を下したというのです。教授はこうした調査結果には、現実の生活の中で何かしらの応用がきくのではないかと言っています。
 「陪審員が決心する時、これは影響を与える可能性があるでしょう。」とのことです。
 手を洗うと判断が甘くなる。原文の直訳では「lenient rulings/寛大な判定」ですね。いつもより寛容になれる、ということで。もしも誰かにイラッときたら、そんなときは手を洗ってみるといいかもしれないと思うんだ

<ネタ元:UPI.com


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