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【不運】キックボクサーの家を襲った強盗、返り討ちにあい大怪我

By ono   2015年4月6日


burnettmain
■事件は深夜のシェアハウス
 襲った相手が悪かったっていう。というわけでイギリスからのニュースです。強盗に入った家がキックボクサーの住まいで、犯人がボコボコに返り討ちにあうという事件がありました。
 事件が起きたのはイングランド西部のカーディフ。先日の深夜3時頃、ドミニク・バーネット(写真右)が市内のとあるシェアハウスに侵入しました。物音に気づいて住人の一人クリスチャン・ガビラさんが起きてくると、バーネットがもう一人の住人の部屋からちょうど出てくるところだったそうです。

■武器を持ち出した犯人
 鉢合わせになってしまったバーネットは、とっさにポケットに手を入れるとフォークを出してガビラさんを威嚇しました。本当は鍵をピッキングする道具として持って来ていたらしいのですが、こうなってしまっては仕方ありません。ガビラさんは男が何か光るものを取り出すのを見て、ナイフを持っていると思ったそうです。
 ここからは、ガビラさんのコメント。
「誰かが私の部屋に入ろうとして来たので起こされたんだ。それで部屋から出て行ったら、そいつが友人の部屋から出てくるところだった。私は、男に”お前は強盗か”と尋ねたんです。自分は住人の友人だと言い張るんだがおかしな感じがしたので、警察を呼ぶからそこで待っていろと言ったんだ。そしたら男がポケットから武器のようなものを出したんです。」
 さて、このガビラさん、実はキックボクシングの選手。ここ2年程大会に出ている猛者だったのです。武器をちらつかせた強盗に彼が立ち向かったのは想像に難くありません。ただ、彼も必死だったので具体的にどうなったのか詳しくは覚えていないそうです。わかっているのは最後にバーネットがあごを押さえて倒れていたことと、後でそのあごがガビラさんの攻撃で折れていたがわかった、ということだけです。

■仕方がなかった
 再びガビラさんのコメント。
「あいつは攻撃的でした。他にどうしようもなかったんだよ。警察はよく連絡してくれたと言ってくれました。私がしたことは正しかった、ともね。」
 さて、逮捕されたバーネット、調べてみると他にも余罪があることが判明。加重強盗の罪などでカーディフ郡刑事裁判所で7年の罪を宣告されました。本人も今は獄中であごを押さえながらやめときゃ良かったと反省しているでしょうね・・・

<ネタ元:Kickboxer who broke burglar’s jaw says intruder ‘found the wrong guy’ after he came off worse in break-in


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