4日間もドレーンパイプにつまって動けなくなった男、救助される
■どこからか叫び声が
なんでそんな狭いところにわざわざ入っていくのか。といわけで、アメリカはテネシー州からのニュースです。ストーム・ドレインという雨水を排出する管に詰まって動けなくなっていた男性が救出されました。
この男性が発見されたのは先週の日曜日。ナッシュビルにあるセンテニアル・スポーツプレックスというところのテニスコートの裏にあるドレーンパイプから助けを求める声が聞こえる、と通報があったのです。
日本では雨水管と呼ばれるストーム・ドレインとは、雨水などを集めて、川などへとまとめて流す設備のこと。どうやら彼は付近のどこかでこのドレインに転落し、流されてしまったようです。そのまま出口まで流れていければよかったのですが、パイプが途中で一部細くなっていたために引っかかってしまい、出れなくなっていたのですね。
■本当にありがとう
発見されたとき、彼が動けなくなってからすでに4日が経過していました。男性は、
「神を称えます!みなさん、本当にありがとう!一生ここにいなくちゃいけないのかと思いました。」とコメント。
救助にあたった消防隊では以下のようにコメントしています。
「ライトを使ってパイプの出口から照らしたところ、彼を発見することができました。10フィート(約3メートル)くらい奥のところにいましたよ。」
結局、出口側から男性を引っ張り出すことが難しかったため、消防隊では彼のいるあたりを掘り返し、直接コンクリートのパイプを破壊して救出することにしました。約1時間の作業の末男性は無事脱出に成功。パイプの中を滑った際に負った切り傷とこの4日間の脱水症状でだいぶ弱っていたため彼はすぐに付近の病院へと搬送されました。現在は回復しており元気になっているとのこと。彼が閉じ込められていた4日間大雨がなかったのも幸いしたようですね。
それにしてもなんでそんな狭い管に落ちてしまったのか、その辺りの事情が非常に気になるところです。人間て、入れそうなところについ顔を突っ込んでしまったりするものなのよね・・・
<ネタ元:Man rescued from storm drain claims to have been stuck for 4 days>
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