世界初の冷蔵ビーチinドバイ
砂浜が熱いなら冷やしちゃえば良いじゃない？という感じの、ドバイマネーがまた変なことに手をつけたようですね。観光客が浜辺で足を火傷しないように、とこの程ビーチそのものを冷却するという世界初の試みが行われるそうですよ。
これはビーチ一帯の砂の下に冷却剤を満たしたパイプを配管し、コンピュータで制御して温度を快適に保つ、というものなのですね。このシステムはただ今建設中のパラッツォ・ベルサーチホテルの近くにあるビーチに導入されるそうです。夏の間は温度が50℃にもなるという砂浜でゆっくりしたいお客は、この冷却された砂の上を歩き、巨大なファンで冷やされたプールも海辺の近くに設置されるそうです。なんとも至れり尽くせりですな…。
ちなみにホテルの方は2009年後半、遅くとも2010年には開業予定で、毎年ドバイを訪れるという80万人のイギリス人をターゲットにしています。ベルサーチのホテルなわけですから、当然内装は全てベルサーチ・コレクションで仕上げられるようです。いったい一泊いくらなんだよ？
パラッツォ・ベルサーチの社長、ソヘイル氏はこともなげに「これは一部のトップの方々が望む、そういう贅沢ですよ。」とコメント。
もちろん、こんなブルジョワな施設が乱立する今のドバイについての批判も多く、ツーリズム・コンサーン（旅行業界の搾取を監視するイギリスの団体）のレイチェル氏は、エコロジー無視の浪費っぷりを批判してこう述べています。
「ドバイというのは、我々が心配している気候変動のような事態が簡単に無視されているバブリーな世界です。だから人々は破壊的なライフスタイルを続けることができるのです。」
確かに最近巨大なビルが建つとか言うとたいていドバイのニュースだものね。ま、すぐ側にプライベートビーチがある管理人は別に全然うらやましくないんですけどね。真冬だから冷やす手間もないし！わーいエコロジー
…さ、涙を拭いて寝るとしようか
＜ネタ元：The Sun＞
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