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7歳の男の子、犬と結婚させられるはめに

By ono   2016年1月19日


PAY-Mukesh-Kerayi
■それが家のしきたりだから
 愛はいろんなものを超えていくんでしょうか。というわけでインドからのニュースです。7歳の男の子が家のしきたりにより、犬と結婚式を挙げることになったと話題になっています。
 さて、この男の子はムケシュ・ケライ君。インド東部の小さな村に住んでいるそうです。この村には古くからの迷信が今でも根強く残っているのだとか。
 先日ムケシュ君を星占いで見てもらったところ、彼の最初の妻は若くして死ぬだろうという結果が伝えられたそうです。これを聞いたムケシュ君の両親と祖父母は、悲劇を避けるため、村の習わしを実行することにしたのでした。

■犬が悪運を肩代わり?
 それは、ムケシュ君を一度雌の犬と結婚させ、最初の妻を犬にしてしまおうというものです。そのために町中を歩いている野良犬を連れてきては結婚式を開催することに。いい加減にやっては効果がありませんから、それはもう本当の結婚式のようにまじめに執り行われます。当然犬にもサイズを合わせてウェディングドレスを作り、着せてあげました。村の人たちも祝福のダンスを踊り、盛り上げます。
 ムケシュ君の祖父、アショクさんはこうコメントしています。
「この結婚式で、男の子を悪い兆しから守ることができたと信じていますよ。これは我々のコミュニティで行われてきた伝統的な習慣なんです。我々はまだこうしたしきたりが有益だと信じているんです。子ども達を無事で幸せに育ってもらうための大人の責任だ、とね。」

 インド政府では、僻地の人々に対して「こうした迷信は誤りだ」と教育しようとしている、とのことでした。ただ、日本でも鯉のぼりを泳がせたり人形を大げさに飾ったりと、根拠のよくわからない行事が結構行われていたりする訳ですが、トラディショナルな祭り事はたとえ迷信でも残した方が良いんじゃないかなーと思ったり。
 ちなみに、ムケシュ君の最初の妻となったワンちゃんですが、結婚式のあとは再び路上へと戻されたそうです。早死にするという運命を勝手に肩代わりさせられてしまったワンちゃんもいい迷惑ですよね・・・?

<ネタ元:Boy aged 7 forced to marry stray DOG in religious ceremony


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