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英国産、1万7千円の「美味しい空気の瓶」が中国で売れているらしい

By ono   2016年2月9日


Businessman-selling-jars-of-British-air
■英国各地の空気をあなたに
 なんか昔日本でも売っていたような。というわけでイギリスからのニュース。英国のきれいな田舎の空気を売るというビジネスモデルがうまいこといっているそうですよ。
 事業を行っているのはレオ・デ・ワッツさん27歳。香港に住んでいます。20オンス(567グラム)の瓶にイングランドやウェールズなど英国各地の空気を詰め込んで売っており、お値段は155ドル。日本円で約1万7千円と結構な価格です。
 製品の行き先はほとんどが北京や上海など。中国でも特に大気汚染のひどい地域で売れているようですね。会社名は「Aethaer(エーテル?)」。

■言われればどこでも行きます
 本人はメディアの取材に対しこう答えています。
「顧客からは空気について非常に多くの要求があります。時には山の頂上まで行って空気を採取したり、谷底へ行ったりもするんです。」
 ワッツ氏曰く、2、3週間前からこの仕事に取りかかっており、すでに180個の瓶の空気詰めを作成したそうです。
「北京や上海など、都市部では空気の汚れが深刻で、それが中国の責任かどうかはわかりませんが、スモッグの中で暮らさなければならない人々の為に始めた商売なのです。」とのこと。
 ワッツ氏とそのスタッフは今日も英国各地の田舎で美味しい空気を採取するのに大忙し、という訳です。確かに写真でしか見たことはありませんが、あれだけひどい空気汚染の地域に住んでいれば、きれいな空気を吸ってみたいという願いはあって当然。そういえば去年の暮れくらいにも似たような話題はありましたね。

>大気汚染に悩む中国では「きれいな空気」のボトルが飛ぶように売れる(Gigazine)

 日本も今こそ「富士山の空気缶詰」を輸出するべきじゃないでしょうか。

>富士山オンラインショップ

 間違っても桜島の灰を詰めた缶詰、「灰缶詰~ハイ!どうぞ!~」だけは送っちゃいけないと思います。

<ネタ元:SMELL OF SUCCESS: Dorset businessman makes thousands selling bottled Dorset air to the Chinese for £80 a go


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