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死後も気の休まらないブラックさん、妻と恋人の両方が同氏の死亡広告を出すという事態に。

By ono   2016年8月8日


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■並んだ2つの死亡記事
 おちおち死ぬこともできないね。というわけでアメリカからのニュース。男性が亡くなった後、妻と恋人の両方が彼の死亡広告を載せたことで話題となっております。
 写真の男性はルロイ・ブラック氏。ニュージャージー州のエッグ・ハーバー郡に住んでいた彼はガンを患い、8月2日に亡くなりました。↑写真はその際の死亡広告で、なぜか同一人物の記事が2つ掲載されています。前述の通り、一つは妻が、もう一つは彼の恋人が出したものです。

■妻、そして恋人
 上の方には「彼は愛する妻、ベアレッタ・ハリソン・ブラックによって愛され、生きた。」と書かれています。下の方の記事では妻の存在については一言も触れられておらず、「彼は長い間自身のガールフレンドであった、プリンセス・ホールとともに生きた。」と書かれています。
 ルロイ氏の葬儀を執り行ったグリーニッジ葬儀社ではハフィントン・ポストの取材に対し、こう答えています。
「妻と恋人、2人の女性の間にいさかいがあったのかどうかはわからないし、お互いがそれを了承していたのかどうかもわかりません。ただ、奥様が一つのやり方で、恋人の方がもう一つのやりかたで記事を出したいと望みましたので。」とのこと。
 浮気は良くないよ、などという単純な言葉では済まされない色々なことがあったのでしょう。メンケンもこう言ってますし。

恋愛は戦争のようなものである。始めるのは容易だが、やめるのは困難である。(メンケン)

 やめられなかったんだろうね、どちらも。形はどうあれ、穏やかに死にたいものです。

<ネタ元:Deceased Man’s Wife And Girlfriend Write Competing Obituaries

  


One Response so far

エッグ・ハーバー群 → エッグ・ハーバー郡 (返信不要)

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