泥棒、逃走用の車を被害者に持って行かれる
Bellevue man outwits 2 criminals, escapes in their getaway van
だから車にはちゃんと鍵をかけておけと。アメリカはワシントン州からのニュース。とあるお宅に泥棒が入ったのですが、家の中を荒らしている最中に泥棒の車に被害者が乗って逃げてしまうという事件がありました。
被害にあった男性はパトリック・ロザリオさん(写真)。火曜の午後1時半頃、パトリックさんはベルビューにある自宅の地下に1人でいた時、上の階段を誰か侵入者が歩いている音を聞いたのです。幸い妻のジェイミーは仕事に出かけており、2歳になる息子のトーマスもデイケアで出ていました。彼は男達が気づかないうちにそっと家を抜け出しました。すると外には犯人のものと思われる白いバンが止まっていたのです。エンジンはかけっぱなし、キーもそのまま刺してあったのでした。
パトリックさんはその車でまんまと逃走。友人の家まで走って警察を呼びました。警察がやってきたときには犯人は逃走した後でしたが、盗もうとしていたらしいテレビとノートパソコン、ジュエリーボックスなどが投げ出してあり、犯人の2人は車がないので全てあきらめ、徒歩で逃げて行ったようです。
パトリックさんは32歳。実は最近銀行の仕事を首になったばかりでした。泣きっ面に蜂にならなくて本当によかったと思います。以下、彼のコメント。
「とっても冷静でいられたよ。実際になってみないと、こんな状況ではどうするかわからないよね。」
犯人達が家から出てきて車がないのに驚いていたようだという証言を聞いて、
「ぜひとも、そのときの奴らの顔が見たかったね。」とのことでした。
「よし、金めのものはこれぐらいか。逃げるとしよう」「親分、車が盗まれてるっす!」「何ー、警察に電話しろ!」「できるわけねっすよ!」みたいな会話があったのでしょうか。キーの刺しっぱなしは要注意よ。何事も。
<ネタ元:SeattleTimes.com>
One Response so far
10月 4th, 2014
13:08
エンジンもキーもそのままだったのはすぐに逃げられるようにするためだったんですかね。
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