Archive for the ‘困ったアニマル’ Category

6月

12

ブタとカンガルーの恋、熱烈進行中・・・ですが・・・

By ono


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■じゃれあう2匹
 カンガルーの回している腕が何か生々しくてね。というわけでオーストラリアからのニュース。写真の通り、カンガルーとブタが愛を育んでいると話題になっております。
 ↑上の写真を撮影したのは研究者のライアン・フレーザー氏。オーストラリアのノーザン・テリトリー、アリススプリングスの北にあるアイレロンを訪れた時に見かけた光景です。ウロンゴン大学の大学院生であるというライアンさんが先月フェンス越しに動物を見ていたとき、カンガルーが何だか情熱的にブタに近づいてきた、と言います。

■いいことなのかどうなのか
 ライアンさんはこうコメント。
「私は少しびっくりしました。最初、ブタとカンガルーの2匹は互いにじゃれるようにつつき合ったりしていたのですが、最後にカンガルーがブタの方に乗りかかっていったんです。ちょっと見たことがありませんね。それがいいことかどうなのかはわかりませんけど。」
 オーストラリア博物館の主任研究者、マーク・エルドリッジ氏は、BBCの取材に応えてこう説明しました。
「人間の手で育てられたカンガルー、もしくは他の動物との暮らしに慣れているカンガルーは、野生の型にはまらない行動をとることがある、ということがわかっています。」

■カンガルーは浮気者
 2匹の所有者であるグレッグ・ディック氏は、「恋をしている」とコメントしています。
「ブタの方を別な場所へ連れて行こうとしたら、カンガルーのやつが怒ってフェンスをほとんど壊してしまったんだよ。」
 異種間に生まれた熱い情熱・・・と言いたいところですが、このカンガルー、意外と浮気グセがあるらしく、先日はガチョウにまでちょっかいを出していたんだそうです。困ったやつだな!
 そうそう、ブタには「アップル」という名前がついているんです。カンガルーの方にも名前がついているのですが、元記事では

and the kangaroo, whose name it too vulgar to publish here,
そしてカンガルー、彼の名前は卑猥すぎるのでここでは公表できないのだが、

 どんな名前付けてくれてんだよ!だいたい、飼い主がディック(Mr Dick)さんて、ふざけてんの?最初は結構いい話かなーと思っていたんですが、どうにもトホホな展開が逆に心地よい、そんなオーストラリアからのニュースでした。メディアで載せれないような卑猥な名前を動物に付けるのはほんとやめてほしいと思います。

関連:いつの間にか犬とフクロウが仲良しに、他
他にも「カメとカバ」、「トラとブタ」など気になる組み合わせが。

<ネタ元:Pig and kangaroo form ‘intense, intimate relationship’

12月

25

【インドのサル事情】サル、勝手にバスを運転してあわや大事故に

By ono


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■居眠り中にまさかの惨事
 そういえば来年の干支はこいつらだったな・・・。自分が主役とばかりにはしゃいでる訳では無さそうですけど。インドですし。というわけで、インドからのニュース。サルが勝手にバスを運転しているというニュースが話題を集めているようです。
 事件が起きたのはインド北部のバレーリー。タイムズ・オブ・インディアによれば、ドライバーが居眠りをしているうちに、駐車してあったバスにサルが勝手に侵入、エンジンをかけて車を動かそうとしたそうです。被害にあったウッタル・プラデーシュ輸送会社によれば、同社の運転手がバスをバレーリー駅に駐車し、車を降りて仮眠を取っていたらしいのですが、そのすきを見てサルがバスの車内に侵入。キーを回すとエンジンを始動させたようです。エンジン音を聞いて飛び起きた運転手がバスへ走っていったのですが、その間にもサルはギアをセカンドに入れてしまいました。バスに飛び乗った運転手が大あわてでサルを追い立てると、サルは窓から飛び出していったのです。すかさず運転手がギアを戻し、バスは無事に停止。

■今までにも困っていた様子
 ちなみに駅にはバスが他にも2台停めてあり、そのまま動いていたら大事故になっていたかも知れないということです。
 同社の地域統括マネージャー、SK・シャーマ氏によれば、同じようなサルによるトラブルは以前にもあったということで、
「サル達は、バスステーションと作業場の脅威になっています。そこで、彼らは修理中の車両にしばしばいたずらをするんです。今までにも監視カメラなどを壊されたりしているんですよね。困って地元の関係局にサルの排除をお願いしたこともあるんですが、しばらくするとまた戻ってきてしまうんです。」と、どうにも困っている様子です。現在もサルを遠くの場所へ連れて行くために、罠をしかける人を頼めるよう、当局と交渉中なんだとか。なかなか大変ですなあ。
 さすがにおさるさんを駆除する訳にもいきませんし、遠くへ追いやってもしばらくすると戻ってきちゃう、と。いっそのこと徹底的に訓練したら運転手をやってくれるんじゃないかしら!?

 関係ないけど、もう少し詳しい内容が知りたくて、ソース記事の更にソース、タイムズ・オブ・インディアのページを見に行ってみたら、こんなでした。
2015-12-25
 あー、ヒンディー語か・・・何一つわからない・・・

<ネタ元:ड्राइवर सो रहा था, बंदर बस चलाकर ले भागाJoyriding monkey steals bus while driver sleeps in India

12月

5

ネコ、法廷への出頭を許される

By ono


2015-12-06
■彼がいると落ち着くんです
 いろいろと事情がありましてね。という訳で、イギリスからのニュース。被告人が精神的な安定のためにネコを連れてきてほしいという願いが聞き入れられ、彼のネコが法廷への入室を許可されるという出来事がありました。
 これは先週火曜日、エセックスのチェルムズフォード刑事裁判所での話。アイデン・ウィルトシャー(72)がストーキングの疑いで出頭していたのですが、彼の弁護士のギャビン・バレル氏が、アイデンの飼い猫、テイラーの入室を判事に求めたのです。ギャビン氏曰く、
「おかしな話だということはわかっております。しかし、そのネコは彼が頼る松葉杖と同じです。ネコがいることで被告の感情が落ち着く、ということに関してはきちんとした証拠書類がありますので。」だそうです。

■カートに乗った黒猫
 結果、この申し出は認められ、ネコのテイラーはショッピングカートに乗せられて法廷へと連れて来られました。判事のチャールズ・グラトウィック氏はテイラーが入ってくると、「決して秘密を漏らさないように」と冗談か本気かよくわからない指示を出したそうです。
 テイラーはカートの中からちょこちょこと顔を出しており、アイデンは彼の頭をなでていました。アイデン氏は2013年から15年にかけて2つのストーキング被害で訴えられているのですが、この事件は現在も係争中。結果は来年まで持ち越しになりそうとのことです。
 「ネコは松葉杖」って良い言葉ですね。飼っている動物が心の支え、よくわかります。ストーキングが心の支えだったって言うのは認められないでしょうけどね・・・

<ネタ元:Black Cat Wheeled Into Court To Keep Nervous Owner Calm

12月

3

【後部座席】ロバがパトカーで連行される at オクラホマ州

By ono


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■とりあえず捕獲はしたけれど
 頑張れば乗れちゃうものなんだね。頭はみ出してるけど。というわけで、アメリカはオクラホマ州からのニュース。身元不明のロバが警察に確保されたのですが、搬送する手段がなかったため仕方なくパトカーに乗せるという出来事があったそうです。
 オクラホマ州ノーマンの警察署員、カイル・カナン巡査が、町中を野放しにされて歩き回っているロバについて通報を受けたのは、今週の火曜日のことでした。ロバを発見し、捕まえておいてくれたのはロビン・ストレイダーさん。彼女はカイル氏が到着するとことの次第を説明し、良ければ飼い主が見つかるまでうちにつないでおいても良いですよ、と申し出てくれたのでした。

■エサで釣りつつ、ギューギューと
 さて、ありがたい申し出をいただいたのは良いですが、問題は輸送方法。大きな動物を乗せて運べるような車両はありませんし・・・。ということで、カナンさんは仕方なく自分のパトカーにロバを乗せていくことにしたのでした。もちろん、簡単にはいきません。何とか車の中に入ってくれるよう、鼻先に食べ物をちらつかせて誘導しながら、どうにかこうにか後部座席に押し込むことにしたのでした。
 ロビンさんの家までは4マイル、約6.5キロ。一緒の写真も残して、思い出に・・・と思ったら、残ったのは記憶だけではなかったみたいです。カイル巡査はこうコメント。
「あいつは、パトカー2号車をトイレ代わりにしたんだよ。つまり、後部座席にそいつがいっぱい残されてたからね、すぐに片付けなきゃいけなかったんだ。」
 それはそれは、ご苦労様でございました・・・。後ろにロバのフンを残される、というのも同じくらいレアな経験だと思いますので、その辺はポジティブに捉えていただきたいところです。しばらくは話のネタに困りませんしね。ここ大事ですよ!

<ネタ元:Donkey takes a ride in Oklahoma police car

11月

28

カメラマンの頭に見事に舞い降りたワシミミズクの写真が最高に面白いと話題に

By ono


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■「あれっミミズクが消えた!どこに行ったの?」
 カメラマンが遊ばれておりますな。というわけでオランダからのニュース。
 ・・・というか、写真を見れば何が起きたかは一目瞭然、これが全てです。巨大なレンズをつけて待ち構えるカメラマン達をあざ笑うかのようにその頭へとバサッと舞い降りるミミズクの図、ですね。ニュースは以上。後は補足説明です。
 ↑写真を撮影したのはクリス・ミーウィスさん(59)。場所はオランダのヒルフェルスムという地域です。ここに集まったカメラマン達は非常にレアだと言われている「ユーラシアン・ワシミミズク」を撮影するために集まっていました。普段は森の中で遠くにしか見ることができないこのミミズクが、ヒルフェルスムでは屋根に停まったりすることがあるというので、バードウォッチャー界も騒然、ぜひユーラシアン・ワシミミズクさんが近くで見れるというチャンスをものにしたいと集まってきた訳ですね。

■絶対大怪我だと思った
 クリスさんはこうコメントしています。
「突然のことだったよ。どこからともなく巨大な姿が現れて、カメラマンの頭に着地したんだ。その場にいた全員のカメラがその人の頭に向けられていて、とても最高に面白かった。みんなこの珍事に笑っていたけど、本人だけはショックだったみたいで、その場に立ち尽くしていたよ。」
 園芸用品店で仕事をしているというクリスさんによれば、ワシミミズクというのは体がとても大きく、足には巨大なかぎ爪がついているので、例の男性は頭に重傷を負ったに違いないと感じたそうです。ところが、ミミズクが飛び去った後に当の本人が頭をなでて確認したところ、2、3の軽いかすり傷ですんでいることがわかりホッとしたとか。
 クリスさんはたまたまこの日富士フイルムのコンパクトカメラしか持っていなかったのですが、逆にそれが功を奏したのですね。あんな超望遠レンズ付けてたら、目の前の鳥なんて絶対ピントが合いませんものね!

 ちなみにワシミミズク自体は結構オランダ国内に生息しているのですが、度々住民へ攻撃をしてくるので、問題になっており、一部では「恐怖のフクロウ」と呼ばれたりしているのだとか。写真を見れば大きさは歴然ですし、こんなのが向かってきたら怖いですよね。
 全然関係ないんですが、ユーラシアワシミミズクを調べていたら、こんな表記になってまして、

ユーラシアワシミミズク (ワシミミズク)
(英名) Eurasian Eagle Owl (Eagle Owl)  (学名) Bubo bubo

 まって、「学名ブボブボ」って何?なにごと?

<ネタ元:He’s behind you! Extremely rare owl surprises bird snapper waiting to take its picture


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