ネコ、法廷への出頭を許される
■彼がいると落ち着くんです
いろいろと事情がありましてね。という訳で、イギリスからのニュース。被告人が精神的な安定のためにネコを連れてきてほしいという願いが聞き入れられ、彼のネコが法廷への入室を許可されるという出来事がありました。
これは先週火曜日、エセックスのチェルムズフォード刑事裁判所での話。アイデン・ウィルトシャー(72)がストーキングの疑いで出頭していたのですが、彼の弁護士のギャビン・バレル氏が、アイデンの飼い猫、テイラーの入室を判事に求めたのです。ギャビン氏曰く、
「おかしな話だということはわかっております。しかし、そのネコは彼が頼る松葉杖と同じです。ネコがいることで被告の感情が落ち着く、ということに関してはきちんとした証拠書類がありますので。」だそうです。
■カートに乗った黒猫
結果、この申し出は認められ、ネコのテイラーはショッピングカートに乗せられて法廷へと連れて来られました。判事のチャールズ・グラトウィック氏はテイラーが入ってくると、「決して秘密を漏らさないように」と冗談か本気かよくわからない指示を出したそうです。
テイラーはカートの中からちょこちょこと顔を出しており、アイデンは彼の頭をなでていました。アイデン氏は2013年から15年にかけて2つのストーキング被害で訴えられているのですが、この事件は現在も係争中。結果は来年まで持ち越しになりそうとのことです。
「ネコは松葉杖」って良い言葉ですね。飼っている動物が心の支え、よくわかります。ストーキングが心の支えだったって言うのは認められないでしょうけどね・・・
<ネタ元:Black Cat Wheeled Into Court To Keep Nervous Owner Calm>
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