Archive for 5月, 2009

5月

31

『中川いさみのうなされ上手』

By ono


 当ブログでは左側に管理人が読んで面白かった本を気まぐれにご紹介しているのですが、記事の方でもたまには取り上げてみようと思いました。今回は『中川いさみのうなされ上手』。「クマのプー太郎」、「大人袋」の中川いさみによるエッセイ集です。
 本当にどうでもいいような些細なことをくよくよと悩んだり勝手にシュールな解決方法を編み出したり、そんなトリッキーな思考実験が延々と続くまさに「うなされ上手」なお話がてんこもりです。意味もなくシュールで突き放した感じなのになぜか笑ってしまうセンスは本当、すごいと思うのです。そんな文章をちょっぴりだけご紹介。

「…アポロの月面着陸は1969年。私が7歳の時だ。(中略)月面を宇宙飛行士が歩いている映像はすごいインパクトだった。夜空に浮かぶ月の上を、見えないけれど人が歩いている!なんて不思議な感覚!今で言うなら、見えないけれどじゅうたんの上をダニがいっぱい歩いている!に近いか?」

 近くないよ(笑)!1999〜2002年に連載していたコラムなので、時事ネタ的にはちょっと古い部分もありますが、ツボにはまる人には楽しめるんじゃないでしょうか。寝付けない夜にぜひ。アマゾンのマーケットプレイスだと中古が1円から。なんてお買い得!

・中川いさみのうなされ上手

5月

31

灰皿がなくて離陸が25分も遅れるはめに

By ono


■飛行機の離陸が25分も遅れた!
 というわけでイギリスはロンドンからのニュース。ヒースロー空港において、ブリティッシュ・エアウェイの飛行機が25分遅れるという事件がありました。原因は機内のトイレに置く灰皿が見つからずクルーが探していたからなのです。しかも…

■実は必要のない灰皿だった
 機内では喫煙が禁止されていたため、灰皿は全然必要のないものだったのです。乗客には「必要不可欠」な部品を見つけなければならないため、と離陸が遅れた説明がなされました。もちろんその大事な部品とは灰皿のことです。結局、新しい灰皿はクルーが他の飛行機から持ってくることを提案、これにより時間はかかりましたが機内には灰皿が装備され、無事離陸することができました。

■法律なので仕方なく
 なぜそんな使わない装備品のことでもめなければならなかったかというと、航空会社の報告によると全ての飛行機には灰皿を備えなければならないという法律が存在するようなのですね。そのため、とりあえず灰皿がないと離陸できないということだったのです。
 「これは飛行中において法的に要求されたものです。理由は、機内での喫煙が許されていなくとも、誰かがタバコに火をつけてしまったら、問題なくそれを消す場所が必要だから、という見解からです。」とは同社のスポークスマンのコメントです。
 うーん。確かに禁煙なのに煙草を吸ってしまうふとどきものがいたら消す場所は必要かもね。でも置いておいたら逆に紛らわしいんじゃないかという気もするのだけれど。灰皿がある=吸ってよし、みたいなね。ま、見方はどうあれ法律じゃ仕方ないか…

blah.gif灰皿って別に何でも良いんじゃないの?普通の皿とか…
bigsmile02.gif便座を指差して「大きい灰皿を用意しました!」とかね。
blah.gifそしてらトイレに使えなくなるじゃん。
bigsmile02.gif用をたす時は灰皿の方にお願いしますって言えば…
blah.gifややこしいよ!

<ネタ元:Flight delayed by search for ashtray

5月

30

オウムにパスポートを盗まれて帰れない人

By ono


■旅先での悲劇20090530.jpg
 なんていうか、本当に災難だと思う、ニュージーランドからのニュース。旅行に来ていたイギリス人男性がオウムにパスポートを盗まれ、帰国できなくなっているのだそうですよ。事件が起きたのはニュージーランドの南側の島にある、海岸の美しいミルフォードサウンドへツアーバスで移動している途中でした。
 テ・アナウ警察の報告では、バスが停止をして、運転手が荷物を入れるコンパートメントを開けたときに、ケアオウムが男性のパスポートが入っている明るい色の付いたバッグを襲い、奪っていったというのです。

■見つからないパスポート
 現在のところ、パスポートは戻っていません。オウムが住むエリアはアルペン国立公園、そしてその広さは4600平方マイル(約12、000平方キロメートル)。まあ見つからないと思ったほうが良さそうです。警察もそう言っています。被害にあったのは名前を明らかにしていないスコットランド人男性。彼は代わりのパスポートが交付されるまで帰国することができず、最長であと6週間かかると言われているそうです。以下、彼のコメント。
 「僕はスコットランド人なんでね、ユーモアのセンスはあるよ。だからこれを面白く受け取ることにしたんだ。もちろん、怒りに荒れ狂う自分もいるわけだけどね。僕のパスポートはこのフィヨルドランドのどこかにあるんだ。ケアオウムはあのパスポートを詐欺的行為にでも使ってるんでしょう。」

■主犯はケアオウム、相手が悪かった
 さて、今回の騒動を引き起こしたケアオウムとは写真のような鳥で、力強く曲がったくちばし、鋭いつめを持ち、よたよたと歩く姿が特徴的な緑色のオウムです。その姿から愛されると同時に、ニュージーランドを訪れる観光客に強く嫌われているのだとか。強烈な好奇心といたずら好きな性質を持ち、この鳥のグループが駐車している車を襲うのはよく知られた話で、フロントガラスやドア周辺のゴムをむしりとり、サイドミラーを折ってタイヤを細く食いちぎり、ものの数分で破壊されてしまうというのですね。スト2かよ! そんなわけですから、相手が悪かったとあきらめるしかなさそうです。この夏ニュージーランドに行かれるという方はケアオウムに要注意なのです

<ネタ元:Telegraph.co.uk

5月

29

”バイト・ミー”で本当に噛まれた人

By ono


‘Bite me.’ ‘Okay then.’

bx-bxp31455_200.jpgBite me !/((米俗語))だまれ、失せろ、くたばれ
 というわけで、英語で「バイト・ミー(私を噛め)」といったらそういう意味なのですが、これを受けて文字通り噛み付いてしまった人がいるもようです。アメリカはコネチカット州から。
 事件?が起こったのはコネチカット警察アカデミー。フランシス・ウッドラフ警部が免許と申請のアナリストをしているロシェル・ワイラーさん(女性)を「事務員」呼ばわりしたのに腹を立て、ロシェルさんがフランシス警部に「Bite me」と言ったのでした。
 直後にフランシス警部は彼女の腕にがぶり。腕に歯の傷跡と挫傷を負わせました。
 トレーニング・コーディネーターであるウッドラフ警部は、冗談だったとコメントしています。彼は治安紊乱行為の嫌疑を現在受けているとのことです。

 なんて言うのかしら。日本だとこういうスラングがあまりないんでいまいちピンときませんが、もしロシェルさんが「Bite me」ではなく「Kiss my ass」とか言っていたらどうなったかが非常に気になるところです。「ケツの穴にキスしな!」「はい」「いや”はい”じゃなくて…ちょっ…!」

<ネタ元:Metro.co.uk

5月

28

結婚式直後に花嫁が運転手と駆け落ち

By ono


Bride waited until after wedding to run

bx-bxp47683_200.jpg …あんまりだと思う。イタリアからのニュースです。結婚式を終えた花嫁が、レセプション(日本でいう披露宴のようなものですね)の直前に運転手を頼んだ男性と駆け落ちしてしまうという事件がありました。
 事件が起きたのはイタリア北東部のトリエステ。夫…になるはずだった男性…は34歳のアンドレア。彼の証言によると、花嫁のサラ(30)が衣装を変えたいと式の後に言っていなくなり、レセプションが行われるはずのレストランに最後まで現れなかったそうです。
 最終的に何が起こったのが、アンドレアさんが話してくれました。それによるとこういうことです。

 サラは運転手の仕事を依頼されたアンドレアの友人男性と車で駆け落ちした。アンドレアや招待客はサラに電話をかけたが、サラは彼に”申し訳なく思っている”と伝え、”間違いを犯してしまった”とも言った。また、サラは最後に”私のハートは他の男性に奪われてしまっている”と伝えた。彼女は戻ってこなかった。

。・゚・(ノД`)・゚・。

 サラと例の運転手はギリシャへハネムーンに行ってしまったらしく、現在アンドレアは彼がサラに対して法的措置をとることを考えていると言っているそうです。なんという悲しい話なのでしょう。見栄でイケメンの友人をスタッフに頼んだりするとこういうことがあるかもしれない、ということを結婚予定のある男性は覚えておいた方が良いかもしれないね!あと、当然だけどレセプション会場を選ぶ時はイケメン店員・バーテンダーなどがいないかどうかよくよくチェックするのをお忘れなく。こんなことになりますから….

関連:結婚式直後にバーテンに一目惚れ→離婚

<ネタ元:UPI.com


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