By ono
■ガス漏れの匂いがするわ!
まあとにかくすごい匂いですからね…。というわけでスウェーデンからのニュースです。シュールストレミングのあまりの臭さにガス漏れの疑いで消防隊員が駆けつけるという事件がありました。
事件が起きたのはスウェーデンのストックホルム。先週の土曜日、とあるビルの階段吹き抜けでガスが漏れているようなひどい匂いがする、と住民が消防署に緊急の通報をしたのでした。警察と消防の車両が急いで駆けつけ、場合によっては近隣住民を避難させなければ、と匂いのもとをたどってみたのですが、出てきたのはなんとシュールストレミング。ちなみにシュールストレミングとは、
主にスウェーデンで食べられている缶入り食品。ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた、漬物の一種である。その強烈な臭いから、「世界一臭い食べ物」と評されることもある。その強烈な臭いは、魚が腐った臭い、または生ゴミを直射日光の下で数日間放置したような臭いともいわれる。臭気指数計ではくさやの6倍以上 (8070 Au) の値を示す。(wikipediaより引用)
■実はスウェーデンの伝統的な食材
とにかくものすごい匂いがするのです。以前管理人も川口貿易さんから買ってバンドメンバーで試食したことがあるのですが、玉ねぎの腐ったような腐敗臭がひどくて、吐き気をこらえるのがほんとに大変でした。調査にあたった警官スベン-エリク・オルソン氏はこうコメントしています。
「シュールストレミングがどんな匂いなのか、通報した人は知らなかったのだろうと思いますよ。」
ちなみにシュールストレミングはスウェーデンの伝統食で、この秋にもシュールストレミング・パーティーが開催されることになっているんだとか。会場中が「あの匂い」で包まれるわけですね…。スウェーデンってすごい国だな…。
スウェーデン人ならあの匂いくらいは知っておかないとダメだよね。
<ネタ元:UPI.com>
By ono
■その日は風の強い晩だった
なんていうかそういうシステムだったら逆にすごいよね。というわけでアラスカからのニュース。30メートル以上ある旗のポールが折れたのですが、折れたポールの先に50年以上前のタイムカプセルが詰まっていたという出来事がありました。
事件が起きたのは今週の水曜日午後10時過ぎ。場所はアンカレッジにあるディレイニー・パークです。Iストリートにある高いポールで、ポールの先に大きな球体があるっていうから、たぶんこれだと思います。googlemapからです。
これが、夜半過ぎの暴風でポキリと折れてしまいました。折れたポールは地面に激突し、幸い周囲への被害は特になかったのですが、ポールの先端にあった球状のオブジェが倒れた際に衝撃で割れてしまいました。ところが、この割れたオブジェの中からタイムカプセルが発見されたのです。調べてみたところ、中には1961年5月6日のアンカレッジ・デイリー・ニュースや当時の消防士のメンバーの名前、なぜかマックスウェル・コーヒーの容器などが詰め込まれていました。
■後の世代に何か残したくて
新聞社が調べたところ、この仕掛けを施したのは当時消防士のボランティアスタッフをしていたというチャールズ・ギリック氏。当時22歳だったと言いますから、現在は74歳くらいになりますでしょうか。ポールの上に銀色の地球の形をしたオブジェを設置することになった際に、中にいくつかの品を詰め込んだそうで、彼は取材に対し、こうコメントしています。
「私たちは、こう言ったんです。”後の世代のために何か入れようぜ”、とね。でも、私はいつも気にかけていましたよ。ポールとあのオブジェが僕らの記念の品をきちんと保存してくれているかな、ってね。」
このポールは元々1959年に建てられたもの。その後、ポールの腐食が進んでいるということで少し短く切られ、後に場所も市役所前からディレイニー・パークへと移されました。
…しかし、まさかポールの先にタイムカプセルが仕込まれていたとは誰も思わなかったでしょうね。ギリックさん的には秘密にしておいて、倒れてしまわない限りは死ぬまで見守ろうって思っていたのかな。してやったりだよね。意外と早くに倒れちゃいましたけど(笑)ポールが立て直されることになったら、また仕込んでやろうと狙っている人がいるかも…?
<ネタ元:adn.com>
By ono
■なんかいい感じのホッキョクグマ
北極にもクラブはあるのか…?というわけで、アラスカからのニュース。まるでダンスしているような姿のホッキョクグマが撮影されて人気になっておりますよ。
話題となっているのが上記の写真。撮影されたのはアラスカの北の果て、ボフォート海に面したバーナード・スピット。ソース記事では”一年を通じてほとんどの期間が氷点下というこのちで、体を温めるために踊っているみたいだ”とコメントが付いています。このポーズなんて、サタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタのよう?
…トラボルタはさておき、仕込みなしでこのポーズはすごいなーと思います。撮影したのは動物カメラマンのスティーブン・カズロウスキ氏。野生のホッキョクグマを専門に撮影しているのだとか。
■一所懸命立ち上がる
「好奇心が強くて興奮した感じのシロクマは、我々をよく観察しようとしていました。それで、一生懸命立ち上がり、バランスをとろうとしていたんです。若いシロクマたちは、なれないのかとてもフラフラしていましたが、周囲の状況をとらえようと必死だったようです。」
というわけで、踊っていたというよりは慣れない2本足で立ちあがっている様子だったようです。妙にユーモアを感じるのはそのせいもあったんですなー。この辺はシロクマならではのキャラクターがいかんなく発揮されてると言えそうです。そういえば以前「やたらかっこいいリスが撮影される」という記事が話題を集めました。役者っぷりはやはりリスの方が一枚上手の方です(笑)
関連:やたらかっこいいリスが撮影される
<ネタ元:metro.co.uk>
By ono
■それは「セックス」にあたらないんだよね
セックスにもいろんな形態があるわけです。で、このほどイタリアで行われた裁判において、テレフォンセックスにおける売春は違法ではないという判決が下されて話題になっております。
先日イタリアにおいてとある男性が売春容疑で告訴されていたのですが、この件に関し先週の金曜日、イタリアの最高裁判所が最終的な判決を言い渡しました。それによりますと上記のように電話を介したセックスでは売春にあたらないそうです。
■セクシャルなサービスとしては成立していない(キリッ
「お金を受け取った人間が提供するサービスにおいて、性感帯の使用などがその内容に含まれていないならば、セクシャルなサービスとして成立しない」というのがその理由だとか。身体的接触のないセックスはイタリア的には認めないってことですね。
今回訴えられていた男性はこの手のサービスを提供している事業主のようで、女性を雇ってクライアントに有料のサービスを行っていたようです。当初、下級裁判所ではこの行為が犯罪にあたるとして判決を下していたのですが、最高裁では上記の結果に。
ただし、電話を介した性行為がすべて問題ないとみなされるのかというとそうではありません。例えばこれはアメリカの事例ですが、911の電話に出たオペレーターの女性とテレフォンセックスをしようとした男性は罪に問われていますし、イタリアでも同様の場合には無罪とはならないだろうとソース記事も述べています。
テレフォンセックスねー…イタリアにもそんな文化があるのか…。ググってみると日本でも結構サービスがあるようです。ま、顔が見えないだけに妄想を働かせやすいっていう部分もあるのかしら。ていうかもう好きにすればいいと思う。コメントしづらいよ!
<ネタ元:ansa.it>
By ono
■彼女は元警官(男)
あえて「婦警」と書きましたが、正しくは「女性警察官」ですので念のため。それにしても雇う側も大変だよね。というわけでイギリスからのニュース。男性の警察官が性転換をして女性になったところ解雇されてしまったのですが、復職するべく頑張っておられます。女性警察官として。
写真↑の女性の方はパーフリートに住むカレン・ゲイルさん52歳。たくましい二の腕からもわかるとおり、以前はキースと言う名前の男性でした。実は彼、テレビ番組「マイ・トランスセクシャル・サマー」の企画に応募し、性転換手術を行ったのです。もちろんその様子は全英に放送されました。
キースは26歳のころ、実は婦人警官になりたいんだと上司に相談したことがありましたが、その時はクビにすると言われあきらめたのだそうです。しかしそれから20年以上が経ち、社会がトランスセクシャル(性転換者)にも寛容になってきたと彼は思いました。
■警察官に戻りたいの
「警官の中にゲイやレズビアン、トランスジェンダーなどは許されないと思ってきましたが、時とともに事情はかなり変わってきました。私は警察に戻りたいと思ったんです。」
さてこのカレンさん。もともとはロムフォードで巡査をしていました。彼は結婚して妻がいます。自分が女性として生きたいという思いを伝えたのですが、職場の上司は仕事を辞めるしかないと言ってゆずりませんでした。その後、この8月に手術を行い、見事写真のように女性となることができたのですが、警官の職はあきらめざるを得ませんでした。ところが、ロンドン警視庁にによって運営されている講義に出席してみたところ、実際に警官になったという性転換者と話をすることができたのです。そこで、彼女はもう一度この仕事に志願したいと決意しました。
■今度は女性警察官として頑張るの
カレンさんの申請書が通ったとしても、再就職のための学習に入るためには2ヶ月間待たなければならないそうです。
「80年代は、警官にとってもつらい時期でした。暴動も多かったし、鉱夫のストライキも立て続けでしたからね。でもそんな中で警官として働くのが好きだったんです。時代はずいぶんと変わりました。私は再び一からトレーニングを受けなければいけませんが、それがちょうどいいと思っています。」
…う、うん。いろいろと風当たりはあると思いますけど、トランスジェンダーにしかわからない心のケアもできるでしょうし、いざという時にはこのたくましい腕で身を守ることもできますし。いろいろと人材的には価値ある人かもしれないなーと思ったり。これからも警官として頑張っていただきたいなー。応援してます!
<ネタ元:thesun.co.uk>