By ono
■ヘアドライヤーで髪が!!
2015年、あなたは職場で遅刻をしましたか?私は・・・出勤途中に車が雪に埋まって、というのが一件ありました。北国に住んでいると雪のトラブルで、というのは割と許してもらいやすいトラブルの一つかもしれません。さて、アメリカ最大の求人サイト、キャリアビルダー・ドットコムが昨年の12月に行った「遅刻に対する調査」によりますと、結構キテレツな理由で遅刻をしている人が多いことがわかりました。
それでは、2015年、奇怪な遅刻の言い訳ベスト12をご紹介いたしましょう。
1)仕事を辞めようかどうしようか悩んでいたのですが、結局辞めないことにしました。それで遅れたのです。
上司的にはむしろ辞めてくれれば良いのに、と思ったかもしれません。
2)ヘアドライヤーで髪の毛が燃えてしまったんです。
大変でしたね。
3)国土安全保障省に拘留されてまして
テロリストなのかねきみは!
4)フィールドへ牛を追い返さなければならなかったので
田舎の州だとそういうことがあったりするんだろうか。すごいなアメリカ。
5)熊がカーポートに侵入して、私の車のボンネットの上で寝ていたんです。
うーん、カーポートまでだったら信用できたんだけどなー
6)飼っていたトカゲの様態が急変して病院で手術を受けたんですが亡くなってしまって。死骸を業者に任せるか、職場に連れて来ようか決めかねて嘆いていたのです。
遅刻の原因が手術なのか嘆いていたせいなのかが気になります。あと、死骸は持って来ないでほしいです。
7)素敵なパウダースノーが積もっていたので、スキーをしに行かなければならなかったのです。
そもそも言い訳をするつもりが微塵もないね!
8)お店がグランド・オープンの日だったので。初日セールスを逃す訳にはいかなかったんです。
もはや謝る気もないという。むしろかっこいい。
9)ドラマの「マイ・ネーム・イズ・アール」を見なければならなかったので
録画しといてよ!
10)服を全部盗まれてしまったので
むしろ今日どうやって来たんだよ!
11)今日、サマータイムだったかどうかが自身がなくて・・・
とりあえず早い方の時間で来てほしいと思います。
12)ワセリンを積んだトラックが横転して、後ろの車が滑って滑って大変だったんです。
それは大変だったろう・・・本当だったらの話だが・・・
個人的には10番の「服を全部盗まれた」とかがツボです。パウダースノーの件とかはノリ的にはわかるけどそもそも言い訳になってない、むしろする気がないっていうのが清々しくて好きです。
同社の調査によりますと、回答してくれた3200人の労働者のうち、25%の回答者は月に一度は遅刻していることを認めました。また、13%はほぼ毎週遅刻している、とも。遅刻の理由として最も多いのが渋滞(53%)、寝坊(33%)、悪天候(28%)、寝不足(23%)、子どもを学校に連れて行くため(15%)となりました。
ちなみに、雇い主の67%と従業員の66%は、「9時から5時までの労働」という固定概念が既に時代遅れであるということを感じているそうです。ただし、雇い主の51%は従業員が毎日時間通りに出勤することを望んでおり、41%の雇い主は遅刻を理由に従業員を解雇したことがあると回答しています。フレックス制度はありだが、それでも遅刻は許さないから、といったところでしょうか。
そろそろ1月も終わりますし、今年一年、気を引き締めて仕事するぞ!車の鍵が見つからなくて遅刻みたいのはもう絶対にしないと誓う管理人です。
関連:ネコのしゃっくりが止まらなくて?へんてこな遅刻の言い訳ベスト10発表
こちらは2011年の12月に行われた、同じくキャリアビルダー社による遅刻に関する調査。個人的には「通勤時間だって労働時間の一部でしょうちがいますか」ていうのがツボでした。
<ネタ元:CareerBuilder Reveals This Year’s Most Outrageous Excuses for Being Late to Work>
By ono
■鍵が車の中だった
キーレスエントリーっていうの?が増えてきてますんで、最近は鍵のインロックなんて聞かないなと思ってましたが、いるんですねこういう人。アラスカからのニュースです。逃走用の車の中に鍵を入れたままロックしちゃった強盗が捕まっております。
さて、事件が起きたのは1月6日。アラスカ中部のフェアバンクスに近い、ノースポールという町です。犯人の男は27歳のジョセフ・マイケル・バリア。ジョセフはこの日、フィットネスの事務所からステレオ機材やいくつかの物品を盗み出した疑いがかけられています。
■監視カメラには全て映っていた
犯人は人のいない時間帯を狙い侵入したようですが、駐車場を写していた監視カメラにはその一部始終が記録されていました。ノースポール警察のスティーブ・ドゥトラ署長はこうコメントしています。
「かなり面白い映像が撮れていますよ。」とのこと。
映像には、駐車場に盗んだ物品を持って戻ってきたジョセフが、鍵を車の中に置いたままドアをロックしてしまったことに気づき、困っている様子が記録されていました。しばらくすると彼は携帯電話でタクシーを呼んでおり、到着したタクシーのドライバーがなにやらガチャガチャとやってジョセフの車のドアを開けてあげる様子も写っていたのです。結局タクシー会社に問い合わせたところ、かかってきた電話からジョセフの携帯番号などがすぐにわかり、犯人だと特定するに至ったのです。
その後の警察の捜査によって、ジョセフの車のトランクから、3500ドル相当の盗んだ物品が発見され、現在彼には強盗などの嫌疑がかけられています。
鍵をインロックさえしなければ問題なかったんでしょうけどねえ・・・。タクシーまで呼んだおかげで電話番号や名前がバレバレに。冒頭でも書きましたが、最近はリモコンのキーレスエントリーが主なのでインロックはほとんどないんだろうな、と思っていたのですが、車の中を暖めるためにヒーターをつけっぱなしにした上で車をロックしてしまったりなど、まだまだこういった事例はあるようです。皆さんもご注意を!
<ネタ元:Alaska burglary suspect identified after locking keys in car>
By ono
■雪の道路をきれいにしよう
日本にもあったらいいなあ、こういうの。というわけでアメリカはネブラスカ州のニュース。車椅子を改造して除雪機にしちゃってる男性が話題です。
写真の男性はジャスティン・アンダーソンさん。ネブラスカ州のベルビューに住んでいます。彼はイラク戦争に派兵されていた復員軍人の方です。戦争で足を切断したため、車椅子で生活しています。ジャスティンさんは慈善基金団体から外でも行動できるようにとオフロード用の車椅子をもらっていたのですが、この冬の雪を見て、何か役立つことはできないかと思案していたのでした。彼曰く、
「子どもやその両親が雪でつまづいたり、怪我したりするのを心配していたんです。それで、何かできないかな、と。」
彼はオフロード用の車椅子にブレードを取り付け、除雪機にすることを思いついたのでした。近所を走り回っては歩道の上の雪を除け、歩きやすくする活動をすることにしたのです。
「あまり見たことない光景だったろうからね。何人もの人が写真を撮っていくんだよ。」
■地域への恩返しとして
車椅子には昨年ブレードを取り付けたのですが、上下に動かすことも可能で、路面に合わせて上手に雪をかき集めることができるのだとか。便利ですな。ジャスティンさんは自分が地域に何か恩返しする機会ができて嬉しいとコメントしています。
「コミュ二ティは私が足の切断や脳腫瘍などで苦しんでいる時にたくさんのサポートをしてもらいました。こういうことで地域の人に喜んでもらえれば、とても満足です。」
電動の車椅子はよく見るけど、この強力なキャタピラ仕様は初めて見ました。北海道に住んでいると、冬はこういうのがあれば良いんだけどなーと思うことしきり。
ちなみに映像はこちらです。
<ネタ元:Nebraska veteran uses wheelchair to plow snow from sidewalks>
By ono
■消防署に現れた女性
久しぶりに聞いたわー、貞操帯(ていそうたい)なんて。というわけでイタリアからのニュース。タイトルの通りですが、あそこに装着した貞操帯の鍵を無くして救助を要請した女性がいると話題になっています。
事件が起きたのはイタリア北部、ヴェネト州のパドヴァ。先週の水曜日の朝、消防署に女性が現れ、鍵が開かなくなってしまったので助けてほしいと訴えました。消防士は普通に家の鍵が無くなって入れなくなったんだろうと思い色々と尋ねたそうです。すると女性は自分のスカートをまくり上げ、金属製の貞操帯を見せたとのことです。
■貞操帯?
ちなみに貞操帯とは鍵の取り付けられた金属製の下着のことです。鍵がなければ下着の着脱ができず、当然性行為も不可能です。夫が出かけている間に妻が浮気したりしないよう、貞操を守らせるという意味でこういう名前になっているとか。こんな感じですね。
消防署のスタッフはどうにかロックを壊すことに成功、女性を助けてあげました。また、女性が誰かにこの貞操帯を強制的に着けられるなどDV被害にあっていないか本人に聞いたところ、これは自分の判断で勝手に取り付けたのだとか。どうやらニュースで性的暴行事件のことを知り、自衛のために着けることにしたそうです。消防署からは特にコメントは出ていません。
そう言えば昨年の映画「マッドマックス怒りのデスロード」でも貞操帯を着けられている女性が登場していましたね。なんだかSMぽいなあと思っていたら実際にそういう使われ方もするらしく、wikipediaにも「現代では専らSMプレイのグッズとして知られ」となっていました。なんか業が深いわー・・・
<ネタ元:Woman Asks Italian Fire Crew To Cut Her Free From Chastity Belt After Losing Key>
By ono
■それが家のしきたりだから
愛はいろんなものを超えていくんでしょうか。というわけでインドからのニュースです。7歳の男の子が家のしきたりにより、犬と結婚式を挙げることになったと話題になっています。
さて、この男の子はムケシュ・ケライ君。インド東部の小さな村に住んでいるそうです。この村には古くからの迷信が今でも根強く残っているのだとか。
先日ムケシュ君を星占いで見てもらったところ、彼の最初の妻は若くして死ぬだろうという結果が伝えられたそうです。これを聞いたムケシュ君の両親と祖父母は、悲劇を避けるため、村の習わしを実行することにしたのでした。
■犬が悪運を肩代わり?
それは、ムケシュ君を一度雌の犬と結婚させ、最初の妻を犬にしてしまおうというものです。そのために町中を歩いている野良犬を連れてきては結婚式を開催することに。いい加減にやっては効果がありませんから、それはもう本当の結婚式のようにまじめに執り行われます。当然犬にもサイズを合わせてウェディングドレスを作り、着せてあげました。村の人たちも祝福のダンスを踊り、盛り上げます。
ムケシュ君の祖父、アショクさんはこうコメントしています。
「この結婚式で、男の子を悪い兆しから守ることができたと信じていますよ。これは我々のコミュニティで行われてきた伝統的な習慣なんです。我々はまだこうしたしきたりが有益だと信じているんです。子ども達を無事で幸せに育ってもらうための大人の責任だ、とね。」
インド政府では、僻地の人々に対して「こうした迷信は誤りだ」と教育しようとしている、とのことでした。ただ、日本でも鯉のぼりを泳がせたり人形を大げさに飾ったりと、根拠のよくわからない行事が結構行われていたりする訳ですが、トラディショナルな祭り事はたとえ迷信でも残した方が良いんじゃないかなーと思ったり。
ちなみに、ムケシュ君の最初の妻となったワンちゃんですが、結婚式のあとは再び路上へと戻されたそうです。早死にするという運命を勝手に肩代わりさせられてしまったワンちゃんもいい迷惑ですよね・・・?
<ネタ元:Boy aged 7 forced to marry stray DOG in religious ceremony>