Archive for 2月, 2016

2月

23

市長がFacebookに貼付けたスクリーンショット、ブラウザのタブにポルノの文字が見えて炎上騒ぎに

By ono


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■そこに写っていたとは
 こういうところが落とし穴なんだな。というわけでドイツからのニュース。ブラウザの画面を自分のFacebookに貼付けた市長がいたのですが、表示されてないタブのタイトルにポルノビデオの名前が出ていて問題視されている、という話題です。
 さてこの方はトーマス・コッペルさん、ドイツの北部、クヴィックボルン市の市長さんです。コッペルさんはFacebook上でドイツの極右政党についての話題を取り上げていた際、参考までにということでドイツ憲法を提示するために、パソコンのスクリーンショットを貼付けたのでした。で、こちらはその画像の一部分なのですが・・・
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 「BDSM Porno Videos(ボンデージSMポルノビデオ)」、「Punishment Porno Videos(おしおきポルノビデオ)」、「German slut punished(おしおきされるドイツ人女性)」というタイトルのタブが上の方に見えています。何を検索してるのですか市長・・・笑

■懸案事項について検索していた
 この”ポルノ検索タブ事件”はローカルのニュースサイトなどでたちどころに話題となり、市長もこれについてコメントすることとなりました。
「ええ、確かに私は関係するサイトを閲覧しました。」
 コッペル市長曰く、これには理由があるのだそうです。
「私は、南チロル(イタリア)のスキー場で、若者のグループがリフトの上でボンデージSMをすることについて検討している、という話を聞いたのです。私はそれについてあまり詳しくなく、自分の中に知識を仕入れたかったのです。」
 また、市長は官能小説として大ヒットした「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」に出てくるSMについてもウィキペディアで調べた、とコメントしています。
「人々によっては、こうしたBDSMによって多くの楽しみを得ていることは確かです。それが非常に気がかりでした。」
 多くの市民はこうした市長の説明に納得しているようです。ただし、一部の市民は市の名前を「クヴィックボルン市」じゃなくて「クイックポルノ市」に買えたら良いんじゃないのか、と主張しています。上手いこと言いますね!

 ま、そういう単語を調べることだってあるよね、市長なんだし・・・。本人の趣味とは関係ないという説明を信じることにいたしましょう。皆様もスクリーンショットを貼る時には要注意ですね。そういえば以前しょこたんもブログに貼ったスクリーン画像に「セックス」の検索文字が写っていて大騒ぎになったことがありましたね。結局本人曰く「友達のPCだった」で乗り切ったようですが、こっちはちょっと苦しいかも・・・?

<ネタ元:German mayor’s Facebook screenshot reveals he was looking at porn

2月

19

カナダの島「トランプ氏が当選したら、アメリカを脱出してうちへ来ませんか?」

By ono


2016-02-19-02
■もしもトランプ氏が当選しちゃったら・・・
 観光キャンペーンにも色々ありますけど、そうきたか、と思わず納得。というわけでカナダからのニュースです。もしもトランプ氏が大統領になったらうちへいらっしゃいという移住キャンペーンを立ち上げた島があるようです。
 で、この島はカナダの東部にあるケープブレトン島。この島が最近立ち上げた観光・移住のサイトが↑こちら。トップページにはこう書かれています。

Hi Americans! Donald Trump may become the President of your country!
If that happens, and you decide to get the hell out of there, might I suggest moving to Cape Breton Island!
やあアメリカのみんな!ドナルド・トランプ氏がひょっとしたらあなたの国の大統領になってしまうかもしれませんよ。
もしもそんなことが起きたら、そしてもしもあなたがそんなアメリカには居たくもないと思ったら、ケープ・ブレトン島へ引っ越しされることをオススメします。

 だ、そうです。すごいストレートな提案ですね。

■暴言・失言、とにかくひどいトランプ氏
 確かに、現在アメリカで大統領の候補者争いをしている共和党のトランプ氏はそのストレート過ぎる物言いでアンチが非常に多いことで有名です。「イスラム教徒を入国拒否しろ」「メキシコ人は婦女暴行犯、国境に巨大な壁をつくれ」「移民なんかくそくらえ」など、問題発言のオンパレード。そんな中、トランプ氏についてアンケートをとったところ”有権者全体の50%が大統領になることを「恥ずかしい」と答えた”そうです。人気と同時に嫌われ方も半端じゃありませんね。こうした状況を受けて、「アメリカなんか出てケープ・ブレトン島へ来ませんか」となった訳です。
 さて、仕掛人は同島のノヴァスコシア州シドニーでラジオのDJを勤めているロブ・カラブレスさん。
「大統領選挙の話題になると、ほとんどのアメリカ人ーだいたいは民主党の人なんだけどー私はカナダへ引っ越すわって言うんだよ。だったら僕たちの島に来ないか?って思ったんだ。イスラム教の人だって自由に歩き回れるよ。壁なんて屋根を支えているだけだしね。」

■たくさんの人に住んでほしい
 ロブさんはこう続けます。
「できるだけたくさんの人々にケープ・ブレトンに来てほしいと思っているんだ。すごく住みやすいし、美しい場所だよ。僕らはたくさんの人を必要としているんだ。」
 島には過疎化っていう問題もあるんでしょうしね。でもそういうことをユーモラスに持ちかけるって面白いなーと思います。ちなみに場所はこの辺です。
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 ちょっと地図が小さくてわかりづらいですけど、ケープ・ブレトン島は右側の赤いマーカー。ちなみに左の方にはアメリカのニューヨーク州、ペンシルバニア州、ニュージャージー州など。そんなに遠くはありません。きっと。移民排斥でギスギスしたアメリカはごめんだよという方はちょっと検討してみるのも良いかもしれませんね。
 個人的にはケープ・ブレトンの左側にあるプリンス・エドワード島の方に住んでみたいけどなあ。昔CDーROMの写真集買って眺めてたのを思い出したわー

<ネタ元:Canadian island welcomes Americans in event of Trump victory

2月

16

同僚がいたずらで看板広告「バレンタインに彼女を募集してます!」

By ono


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■ある朝突然現れた広告
 友達思いっていうくくりでいいのかこれ。というわけでアメリカはミシガン州からのニュースです。彼女のいない男性のために、バレンタインデーに合わせて同僚が屋外広告にでかでかと本人の宣伝をしてくれちゃったそうです。
 で、上の写真を見ていただきたい訳ですが、この写真の男性はマット・ヒルさん25歳。ラーク・ローン・アンド・ガーデンという園芸関係の機材を取り扱う会社で働いています。先日同僚が会社のウェブサイトの素材にするから写真に撮りたいというのでマットさんは言われるままにポーズをとり、素直に写ったのですが、2月の9日、自分の写真が↑こんなことになっているのを知ってとてもショックを受けたそうです。
 ちなみに左の写真がマットさん、書かれているのは、

Looking for valentine? Call,text or Email Mat
バレンタインデーのお相手を探してる?電話、メッセージ、Eメール、とにかくマットに連絡して!

 しかも一番下にはご丁寧に「ラーク、芝生と園芸の店」って会社名まで入っちゃってます。

■実はすごい反響が
 電話番号まで書いてありますし、個人情報が漏れてるとかいうレベルをはるかに超えていてもうさすがアメリカって感じなのですが、ご本人はこうコメント。
「2年前だったら、完全に怒っていたと思いますけどね。でも僕らはいつも本当にクレイジーなことをしているんです。」
 この程度なら冗談で済ますことができる仲間たちってことなんですね。素晴らしい。ちなみに効果のほどはといいますと、ビルボード広告を見た人々からマットさんに電話やメール、メッセージなどがかなりあったそうです。土曜の朝起きたとき、150件のメッセージ、70件もの電話が来ていた言います。ほとんどはいたずらだったり関係ない内容だったりする中、一部のものは真面目にデートを考えて連絡をくれた方もいるとのこと。
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 まんざらでもなさそうなマットさん

 ちなみに、この反響の大きさにはいたずらを仕掛けた同僚ですら驚いているそうです。
「彼らはこんなに反応があるとは思っていなかったみたいですよ。」とマットさん。 
 真剣にメッセージをくれた女子もいるということですから、マットさんに素敵な彼女が見つかると良いですね。いたずらから始まる恋ってのもありかもしれないな!

関連:広告看板ネタ
屋外看板で就職活動、「私を雇ってください!」
 これぐらいアピール力があれば何だってできるね
夫の浮気に怒り心頭、ラッシュアワーの道路脇に広告を出しちゃった奥様がすごい
 本当にしゃれになってないです

<ネタ元:Coworkers create Valentine’s Day billboard for ‘laid back’ bachelor

2月

13

【スペイン】6年間一度も出勤していない職員がいたことが今さら判明する

By ono


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■そう言えばあいつ出てきてなくない?
 そんなことがあるんでしょうか。というわけでスペインからのニュース。一人の従業員が6年間もの間、実は一度も出勤していないことに雇い主が気づく、という出来事があり、話題を呼んでいます。
 この職員はホアキン・ガルシア氏(69)。彼がエンジニアとして勤めていたのはスペイン南部のジブラルタルに近いカディスの水道会社。彼に勤続20年の表彰をしようとして雇い主が調べたところ、この男性が実は全く出勤していないことが発覚したのです。
 雇い主曰く、ガルシア氏は地方自治体に出向しており、副市長の監督下にあるものと信じ込んでいたのですが、実際はそんなことなく、当局でも彼のことをまったく知らなかったようです。

■こっちにも出てきてないし
 当の副市長、ジョージ・ブラス・フェルナンデス氏はこうコメント。
「我々は、逆に彼が水道会社の管轄下にいるのだと思っていました。しかし確認したところそんなことはありませんでした。」
 現在、地元では彼のことを「幻の担当者」と呼んでいるそうです。ガルシア氏本人にインタビューをしたところ、彼は家族の政治的な活動のせいで職場でいじめを受けたこと、職場で自分のする仕事があまりなかったことなどがあり、クビになることを恐れて何も言わず仕事を休み続けてしまったのだとか。しかしそれが6年間も誰にも気づかれなかった、というのも不思議な話です。彼自身はごくたまにオフィスに出勤しては勤務報告などを出していたらしいのですが、その際も他に仕事は一つもしていなかったそうです。
 水道会社の雇い主はガルシア氏に対し現在3万ドル以上の罰金を申し渡しているそうです。彼は市長に手紙を書いており、その中で法廷での罰金の正当性のチェックや罰金そのものの無効を訴えているんだとか。

 なんていうか、のんきな会社だねえ・・・。会社は会社で自治体に出向してると思っているし、自治体は自治体で会社の方で管理してるんだろうと思ってるし。まあ、自分でこっそり嘘の勤務報告をしているあたり確信犯な訳ですから、何らかの罰金は逃れられないんでしょうけどね。

<ネタ元:Spanish man skipped work for six years unnoticed

2月

11

夢のよう?スロベニアで「ビールの噴水」計画が進行中

By ono


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■ビールの噴水がビュービューと
 お酒好きには夢のような企画が実現しました。というわけでスロベニアからのニュース。ビールが吹き出すというゴージャスな噴水の建設計画が進行しているそうです。
 これはスロベニアにある小さな町、ジャレツ。↑上のイメージのように噴水はいくつもあり、各地域のビールが飲めるという趣向になっているそうです。ただし、さすがに無料で飲み放題とはいかないようで、6ユーロ(約760円)を払って300ccのコップをもらい、それで3杯まで飲めるシステムになる予定。

■きっと観光の目玉になるはず
 さてこのビールの噴水、建設には35万ユーロ(約4500万円)がかかるという試算が出ています。地元の議員曰く、ビールの原料となるホップ農園が多いこの町には、この噴水アトラクションが原動力になってより多くの観光客を惹き付けることができるだろうとのことです。お金については議会による提供の他、提携業者や一般からの寄付などでまかなうつもりだそうです。
 もちろん、議会の中にもこんな施設は無駄遣いだと反対する人も多いのです。そんな金があるなら過疎地の人への水道整備を優先させるべきだろう、とのことです。ただし反対派の議員は全体の3分の1にとどまっており、たぶん議会は通過するでしょう。ジャレツの町にビールの噴水が吹き出すのは時間の問題のようです。楽しそうだなあ!

<ネタ元:Slovenian town to build ‘Europe’s first beer fountain’


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