時速160kmの列車にひかれて大丈夫だった人
■線路に出て行き、はねられた
さすがに無傷で、とはいかなかったようですけど。イギリスからのニュース。不注意で線路に飛び出し、100mph(時速約160km)の列車にはねられた男性が、無事で生還したそうです。
この男性はウースターシャーのティバートンに住むノア・ホジキスさん56歳。彼は先日、跨線橋から線路の上に携帯電話を落としてしまい、直接線路へ拾いに行きました。ところが彼は白内障を患っていて目が悪く、聴力も弱っており、最悪なことに補聴器のバッテリーが切れていたために猛スピードで列車が走ってきているのにも気づかず線路へと出てしまったのです。実際にぶつかってはじきとばされるまで、ホジキスさんはそこに電車がいるという考えすらなかったそうです。
■「何が起きたのか理解できなかった」
「その瞬間、まさに2本のレールのど真ん中にいました。何が起きたのか理解する時間もありませんでした。線路から飛び出そうとしたのですが、あまりに遅く、後ろからはねられてしまいました。」
ホジキスさんは数メートルはじき飛ばされました。意識は保ったままだったそうです。 動けない彼は必死に助けを叫びましたが、運良く聞きつけた犬の散歩中の人が999に通報してくれ、すぐさま病院へと搬送されました。腕の怪我、骨盤と助骨の骨折を負う大怪我だったそうですが、今週の月曜にようやく退院することができました。
■携帯電話は粉々に
「今は携帯電話だって持っていませんよ。だってあれは粉々に砕け散ってしまったんですから。」
最後に自戒の意味を込めて、ホジキスさんはこうコメントしてくれました。
「私は信じられないくらい幸運でした。2度と線路の近くには行きません。私はヒーローではありません。ただのバカです。」
…よくわかってらっしゃいますね(笑)。ちなみにホジキスさんの写真がこちら。
まさに「もうこりごりだよ。」という感じの表情ですね。それにしてもよくご無事でした。なんせ160kmも出てるんだから…。常に注意力散漫な管理人もうかつに線路には出ないように気を付けたいと思います
<ネタ元:Telegraph.co.uk>
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