11月

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実は聖火がもう12回も消えていた

By ono   2009年11月26日


ojo-pe0028849_250.jpg■最長記録聖火リレーの悲劇
 えー、そうなの?というわけで、カナダからのニュース。来年2月の開催を前に盛り上がるバンクーバー冬季オリンピック。10月30日にスタートした聖火リレーだったのですが、実は今日までにすでに12回も火が消えてしまっているのだそうです。原因は強風であおられたり、寒さのためにトーチが動作しなかったりなんだとか。
 カナダのバンクーバーで冬季五輪が行われるのは来年の2月12日。西海岸の州都ビクトリア市を出発した聖火リレーは五輪史上最長となる4万5千キロの道のりが予定されており、11月10日にはこれまた五輪史上初めて聖火が北極圏を通過し、ホッキョクグマとばったり出会うハプニングまで起きて話題となっていたのですが…。

■北極圏の寒さは異常
 聖火リレーの監督を務めるジム・リチャーズ氏によると、途中の北極圏にかかるエリアで、レゾリュート湾周辺のツンドラ地帯を通過した際の状況が特に最悪だったそうで、マイナス40度という零下と突風にさらされ、トーチすらつけることができない、とコメントしています。
 「風とひどい状況の中で、その日の朝はトーチを暖めることがまったくできませんでしたよ。」
 ただし、聖火は予備の炎がリレーと一緒に走るセキュリティ車両の中で燃えているため、問題はないそうです。そういう意味では何回消えようがたいした問題ではないということなんでしょう。その後聖火はちょうどスタート地点の反対側、フレデリクトンに到着し、天候は回復して状況は良くなったとメディアは伝えています。とりあえずは順調?ということのようです。
 ま、でもこの辺は日本の方が先輩だぜ。なんせ長野オリンピックでは10回以上聖火が消えているからね(笑)最終的に消えた回数が確認できなかったので、バンクーバー対長野の聖火対決はどちらがより多く消えたか確かめられないのが残念ですが、とにかく無事にオリンピックが開催できることをお祈りしております本当に。

<ネタ元:UPI.com


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